あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
陸上自衛隊第1空挺団の年明け1発目恒例のイベント「降下訓練始め」。
2013年は初めて島嶼奪還を想定した訓練を見せるということで注目され、中国の報道機関も取材に来たとか。

「あちらに手の内を見せるのか」という声もありそうですが、能力をある程度披露することも「手を出すと痛い目に遭うぞ」という抑止のひとつになりうるものです。それに本当にシークレットなとこは出さないw

2012年の総火演に続いての島嶼戦想定。パトリが姿見せたり偵察・監視役でP-3が飛んだりと、陸海空揃い踏み。場内アナウンスでも「輸送艦から上陸…」と状況説明がありましたね。
しかしここは「降下始め」、恒例であり目玉のパラシュート降下もあります。

…「島嶼奪還戦でパラシュート降下とか、敵のいい的じゃね?」
そう思った方いませんか?
確かにそうだけど、一概に否定はできない面もあるかと思ったりします。

まず、このイベントは「降下始め」。いくら設定が例年と違うとはいえ降下なしとか看板に偽りありじゃね?w

…半分冗談はさておき、島の面積や地形、敵の規模や展開・占領状況など各種条件次第では空挺部隊も活用できるポイントはありそうです。
「尖閣で使えるかよ?」と思ったみなさん、何も守備対象は尖閣だけじゃないですよ。

あるいは「パラシュート降下はいい的あるよ」と油断させるフェイクとか。

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