あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
1923年9月1日に発生した関東大震災から100年。地震や防災に関する話があちこちでされてます。
その中には「デマ」の話もあります。関東大震災ではデマで朝鮮半島出身者の虐殺があり、巻き込まれる形で沖縄出身者なども殺されてます。
嘘とか根拠の怪しい情報で混乱や被害の拡大は避けたいですからね。
2019年の末に中国で確認され、2020年以降世界的規模で流行した新型のコロナウイルス(SARS-COV-2)の感染症、COVID-19。
ワクチンや治療薬で一定の成果が出て、各地で経済が回るようになりました、そして2023年5月、日本は感染症法の位置付けを季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更。その直前に世界保健機関(WHO)が緊急事態宣言状態を終了させました。
節目の時を迎えました。
那覇の国際通りに多数あったPCR検査屋は、今年に入り次々閉店。
5類移行直前の5月7日、ホテルグレイスリーと「霊夢と魔理沙の看板」の間にあったPCR検査屋。コロナ前は沖縄料理店でしたが、閉店後は飲食店などでの再生もなく解体されました。
沖縄県の「差別のない社会づくり条例」ができました。
いわゆるヘイトスピーチに対応するものですね。
基地問題の解決などとして主張する団体や個人はいるものの、沖縄県内ではほとんど支持されてない日本からの独立(琉球独立)。
しかし、コロナ禍から落ち着いたのか最近は独立派の活動が次第に活発になってます。
当方は「沖縄の自殺行為」な独立運動に以前から警戒していて行動や発言を追ってます。そんな独立派の要注意な最近の動きを記録しましょう。
「こんな変異がある」と報告されて、約ひと月。新型コロナウイルスのオミクロン株。
国内でも入国段階での確認に続いて市中感染が確認されました。沖縄では米軍基地従業員の感染が見つかり、ほぼ同時期に判明した基地内大規模クラスター(22日時点でオミクロン株かは不明)もあり特に不安視されています。
(陰謀論やこの件に乗じて「米軍出ていけ」とか言うのはほっといて)
一方、オミクロン株の特徴についてわかってきたこともあります。
引き続き各自でできる備えを。
COVID-19の新型コロナウイルス。デルタ株をはじめとする変異株で厄介なってますね。
こりゃオリンピックやっても中止にしても変わらないような。
東京オリンピックの開幕までひと月を切り。選手団や関係者が少しずつ到着してます。一方、来日した関係者からもCOVID-19/新型コロナウイルス感染症の陽性が見つかる事例も出てます。
実務面でも中止が困難な局面なんだろうけど、今も中止論が出ています。
まあ、中止しろとデモしてる集団が密で「それならできるんじゃね?」とツッコミ入れられる件があったとかなかったとか。
さて、コロナ禍以降の東京五輪・パラリンピックに反対してる人の主張や意見を見てると、いろんなタイプがあるし、それがいわゆる
〇コロナ怖くてそれどころじゃない
〇「金権」「商業主義」などのIOC体質批判
〇政権・与党叩き
以外もあるな、と感じた次第。
世間がこの状況ですが、東京オリンピック・パラリンピックはやるのでしょうね。このタイミングで延期や中止はもっと混乱するだろし。
さて、ひと月前。
2021年5月3日の沖縄タイムスにある講演会の記事が載ってました。
東京オリンピックだけでなくら五輪自体に反対の人の講演(4月27日開催)でした。NHK生中継の聖火リレー中に抗議したら音声が消された件の人です。
その中で沖縄に冷や水を浴びせる話をします。
沖縄で「平和の火」と歓迎された1964年東京五輪の聖火リレーに対して
「聖火リレーはナチスの発明。アウシュヴィッツの焼却炉の火とつながってる」
完全に冷や水ぶっかけモード。いや、機動隊の車の放水銃で直撃レベルですわ。
この人のアンチ五輪な考えは、「商業主義化する前はよかった」といったよくある批判を超えてます。オリンピック全否定です。
ナチスと聖火リレーの論理に加えて、近代五輪の創始者クーベルタン男爵が植民地主義を推進してたと言う程にですからね。
近代五輪で聖火リレーが始まったのは、ナチス体制下での開催となった1936年のベルリンオリンピックです。ゲルマン民族に関するヒトラーの思想にも合っていたともいわれてます。ですが、ヒトラーの思想がリレーにおける主要な意味合いであれば、以後の五輪から排除されているでしょう(ドイツとイスラエルが黙ってない)。
それに、リレーの形態はベルリン発祥ですが、聖火自体は1928年のアムステルダムオリンピックで初登場ですよね。
ナチスの件のほか、今だとあり得ないクーベルタン男爵の考え方など、アンチの姿勢として筋は通ってないと言い切れない面もあるようです。
ただ、同じ物でも歴史を経ていく中で、意味合いが変わったり追加されたりということもあります。
そういった諸々を考えると、この講演の人、極論だよなと。
※これは2021年5月31日の関連ツイートとそれへのリプを元に構成してます。
これはインスタ映えしますね。撮りたくもなるのがわかります。
ここはどこかというと
沖縄県庁前の「県民広場」にある大屋根。ツアー客や修学旅行の集合場所にも活用されてます。
なぜ突然これを取り上げるかというと、ここで聞き捨てならないトラブルがあったようです。
最近、学校の校則がまた騒がれてますねぇ。
地毛が黒じゃないのに黒髪じゃないと言われるとか、下着は白じゃないと駄目(チェックあり)とか。昨今のブラック労働やブラック企業になぞらえて「ブラック校則」ともいわれますのう。
でも、ブラックな校則って今に始まったものじゃないです。
昔もありました。例えば、男の髪型は丸坊主強制。これは1990年代前半、自分が中学生の頃には減っていきました。
「下着は白」は昔からあったような。
その校則が理にかなっているものか考える必要があるかと同時に、必要とする理由が妥当なものかを検証しないとですね。
「ツーブロックは不良の髪型」とか「うなじが見えるのは欲情を誘う」とか、何言うてんねんそれな話も聞くものでね。
LGBTQも意識した制服の選択対応が見られるようになってるけど、変えるとこはもっとあるよね。
COVID-19/新型コロナウイルスで出されていた政府の緊急事態宣言。残っていた埼玉・千葉・東京・神奈川の分が3月21日をもって解除されました。
ですが、この解除と前後して変異株の陽性(感染)確認や一部地域で陽性報告が増えてますね。
巷では悲観的な声も聞かれます。
ワクチンの接種が始まってますが、医療関係者優先でやってるので一般層ができるまで時間かかりますからね。
世界規模で騒ぎになって1年経って、まだ見通しも立たないだけに、不安になるのもわかります。
そこで、「基本の徹底」と「発想の転換」かな、と思うのです。
基本の徹底は、個人や身の回りレベルでできること。
マスクや消毒などなど。おろそかになってませんか?
あと、一時期沸いた「不織布マスク警察」みたいな不毛なことはしない。
発想の転換は、行政レベルでできること。
従来の基準で緊急事態宣言を出して解除しての繰り返しでは、限界な感じもしましてね。国民の意識とか経済への影響とか。
対策をしつつ経済を回す方策、変異株対応、医療体制の強化(ベッド数だけでなく従事者の給与も)をして、それこそ本格的にwithコロナをですよね。
引き続き用心しつつ楽しみましょう。
その日、日本人は思い出した。10年経っていたことを。
そして、その余波は10年経っても続いていた。
某人気漫画の序盤みたいな何かをこさえてみましたが、2021年2月13日の東北で震度6強の地震、まさに10年前を想起させるものでした。
その10年前の出来事。2011年3月11日の東日本大震災(地震単体は東北地方太平洋沖地震)です。もう10年。まだ10年。感じ方は人それぞれでしょう。
節目の年ということで、回顧とか被災地の現在とか原発とかいろんな企画やニュースが紙、電波、ネット問わずあちこちで展開されてます。
ただ、そういったものを見ていて「何か違うな~」と感じることがあります。
別にお涙頂戴とか反原発に難癖をつけるわけではありませんよ。視座はいろいろですから。
大震災以降に得た知見や教訓が蓄積されてるはずです。
発生直後
救助と避難
インフラの復旧
生活・経済基盤の復興
もしもの時の冗長性の確保とダメージコントロール
それぞれの時期の段階で、個人、地域、企業、地方行政、国などそれぞれの主体がどう動くのかを再確認しておくのも必要ではないでしょうか。
あのあとも熊本地震や北海道胆振地震といった大きな地震が起きてますし、地震以外でも西日本豪雨や豪雪、台風など大きな災害が度々発生してます。明日日本のどこかで震度6弱以上の地震が発生してもおかしくないのですからね。
避難所の作り方も、プライバシーの確保やCOVID-19/新型コロナウイルスの感染症を受けて変えるところが出てきてるわけですから。
備えましょう。
備えをアップデートしましょう。
「その気持ちはわかります。でも、基地以外はどうなんですか?」
今回はそんな話です。
【おしながき】
(2021年3月6日の連続ツイートを元に、追加・再構成しています)
ことの概要
名護市の米軍基地キャンプ・シュワブで工事が進む普天間基地の代替施設(辺野古新基地ともいわれる)。
工事では海側の埋立もしてますが、埋立に使う土砂や岩石を本島南部でも採るという話が出て以降、基地反対派が「戦没者の遺骨がある土砂を使うな」と反発しています。
そのような中、この土砂採掘に反対する遺骨収集ボランティアの人が、3月1日から6日まで県庁前で抗議のハンストを実施しました。
(ハンストの会場となった県庁前。資料写真だけど古いな、2011年撮影だぞ)
ハンスト側と業者の主張
ハンストをしたのは、遺骨収集ボランティア団体「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん。具志堅代表の主張をまとめると
〇政府は業者が目視で確認しているというが、知識のない人が目視で探し出すのは技術的にも物理的にも無理。
〇沖縄戦の激戦地でまだ見つかってない遺骨があるのに、土砂ごと軍事基地の建設に使うのは戦没者を冒涜している。
一方、採掘業者の主張はどうか。
〇採掘するのは表土の下にある石灰石。
〇遺骨が見つかった表土は元に戻す。埋め立てに使われることは絶対にない。
気持ちはわかる
自分は辺野古に作るのを容認してるけど、気持ちは理解できます。
使うなら遺骨や遺品がないか調査して、見つけたらしかるべきとこで保管・返還してからと思いますね。
また、使うのは石灰石ということですが、この通りなのかも気になる点。
このタイミングであの強さ。想起させるには十分です。むしろトラウマ掘り起こされた人もいるでしょう。
2021年(令和3年)2月13日23時8分。M7.3。福島と宮城で震度6強。
この規模で死者0は奇跡というか。
でもそれ以上に驚かされたのが、これが東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の余震ということ。まだエネルギーが残っていたのかというね。
備えよう。
2020年12月1日の自分のツイートから。
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ソロキャンプするためにあつ森の世界にオンラインGoToしてたフワちゃんが、アマビエを襲う鬼を見つけてアベノマスクを外して「3密の呼吸壱の型」で鬼を倒し、救出したアマビエと愛の不時着…
ってことでOK?2020年の新語・流行語大賞。
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近年はすごく幅広い流行といえるものが発生しにくくなってる上に、選考する側のあからさまに特定の方向性な政治スタンスが剥き出しで、流行語のアワードとはいえない状態になっていた新語・流行語大賞。
世界規模でえらいこっちゃな2020年はCOVID-19/新型コロナウイルス関連だらけになるんやろなと思ってました。3密が年間大賞ですし。
コロナ関連以外もあったとはいえ、鬼滅の刃は話題の発端となったアニメの放送は2019年で、その勢いが続いた故のこと。
ソロキャンプもヒロシ動画やゆるキャン△1期は今年じゃないから…ま、じわじわ来たということにしましょう。実際ゆるキャン△再放送何回かやってるし。
トップ10で今回の疑問枠は「愛の不時着」。ノミネートまでマジで何なのかわからんかった。Netflixで今年日本向けに配信された韓国ドラマということだけど(韓国では2019年末~20年放送)、金払って見るネットコンテンツでも流行語大賞トップ10に入るのかと思うと同時に、「そっち方面ならNiziUじゃね?」とツッコミを入れざるを得ないですねぇ。
(NiziUもゴリ押し感があるけど今回の主題ではないので置いておく)
まあ、近年の流行語大賞の中では、またマシな方かな。
インターネットが発達し、マスメディアや売れっ子アーティスト・クリエイターに限らず多くの人が発信できるようになった現代。マスメディアへの批判だけでなく、従来マスメディアが取り上げてこなかった過激かつ非現実的な主張や陰謀論が表に出るほか、それに対する支持や行動が集まっているように見えます。
左右云々な政治に関する話だけでなく、いろんな分野で。
しかし、個人のネットにおける主な発信手段であるSNSは、特定の意見、同じ考えをもった人が集まるコミュニティができがちで、その中で拡散や「いいね」された情報にさらに共感してしまい、それが世間でも共感されていると勘違いしちゃうことも。
いわゆるエコーチェンバー現象ですね。
では、このツイートを紹介。
本当に大好きなラーメン屋さんだったのに....
— 拓湖@マッピの人 (@tpniwakazei) September 13, 2020
もう行くの辞めようかな.... pic.twitter.com/myjosu5Jai
ツイート主がおいしいというラーメン屋だけど、中の掲示物にげんなりな様子。
その内容は「陰謀論のフルハウス」「陰謀論の四暗刻」ですね。
問題は、このツイートについたリプ。
ツイート主を叩きラーメン屋を賞賛する「コロナ陰謀論」「5G陰謀論」な人のアカウントが続々沸いてるんですよ。
COVID-19/新型コロナウイルスに関して、「ウォッカを飲めばいい」「神罰」「同性愛に対する罰」など非科学的なことを言ってた国家リーダーや宗教指導者が感染する事例が複数発生してるというのにねぇ。
「隠された真実を知っている!」などといきり立ってるのでしょうけど、所詮はエコーチェンバーの中。
ただしこうもアクティブだと厄介ですね。しかも「めんどくせぇ関わりたくねぇ」となりやすい政治ネタではなく、政治に興味がなくても引き込みやすい領域の話題は。
ちょっと前の話ですが、24時間テレビ。
元気づけようということで
空自のブルーインパルスが飛ぶ企画があったんですね。
(写真は2018年、那覇基地/那覇空港)
医療関係者への感謝として東京で特別フライトした時の隊長にインタビュー(あのフライトの直後に空幕広報に異動)して、いろいろ話をして、本番フライトに入った場面で…
スタジオで歌ってる映像に変わった件(曲は沢田研二の「TOKIO」)
ブルーインパルスの飛行は歌ってる背後の画面に映ってました。時々ブルーが全画面に出ることがあったものの、大半は歌ってるバックの映像。
何考えてるんですかね。
ブルーのフライトのはずが、歌を見せられたような。
歌と組み合わせるのはいいんですよ。だけど、構成の仕方が何だかブルーインパルスが歌の前座にされた感じです。
例えるなら、ドキュメンタリー番組かと思ったら青汁やサプリメントの通販番組だったみたいな。
ブルーを見たい人にとっては「余計なことするな」だし、反応の中には空幕は“感動ポルノ”に協力するのか、という批判もありました。ただ、空幕としても、広報のために使える機会は利用しようということなのでしょうかね。
でも、あの構成はどうかと思う。
「お疲れ様」から「求めてるのは辞任ではなく逮捕」まで。
安倍総理の辞任表明に、いろんな反応がありますね。
そんな中で、看過できないものが。
ラジオ番組の中で安倍総理を労うコメントをした松任谷由実さんに、政治学者の白井聡さんがFacebookで「荒井由実のまま夭逝すべきだった」「早く死んだほうがいい」と発言し大炎上。
のちに「偉大な知性であってほしかった」と弁解するものの、コメントは削除。講師として在籍する京都精華大学が厳重注意、謝罪となりました。
思想が違う人に「早く死ね」なんてね、品格を疑います。
炎上後も謝罪どころか、あの弁解では「反安倍イコール知性がない」と受け取られても仕方ないですよ。
まあ、総理個人どころか支持した人へも怨念込めたような論説を書く程の人ですから、これを読んだあと、ユーミンに「死ね」と言ってもおかしくないな、という位に狂ってます。
知性がなくても、政治学者ってできるんだね。
ナイナイの岡村隆史さんの「オールナイトニッポン(ANN)」での問題発言の件。
結構長いですが。
【おしながき】
聴いてなかった
問題の発言があった回は聴いてなかったし、いろいろセンシティブな内容でもあるので、報道だけで何か言うのはリスクが大きく、いつ攻撃対象にされるかわからないので静観してました。
もちろん、問題発言の内容についてここで言及はしませんし、ここからニュース記事にリンクもしません。当事者がフラッシュバックするのを避けるために。
謝罪とやべっち公開説教を聞いて
とはいえ、4月30日深夜(5月1日未明)の謝罪回は聴かないとということで、聴きました。ナイナイANNのリスナーでもありましたし。
岡村さんひとりになって以降は、生活環境の変化などで聴ける日や時間は大きく減ってましたけど。
冒頭の重苦しい謝罪から2時間このままかと思ったら、30分を過ぎたあたりで
「やったな」
相方のやべっち・矢部浩之さんがスタジオに登場。
あとは終了までほぼ公開説教。
(その内容は報道で出てるし、6日までならradikoのタイムフリーでも聴けるので確認を)
説教の内容は「その通り」ですわ。
昔のトラウマがあるとはいえ、よじれたまま今まで来てしまった。やべっちも違和感があった。
スタッフやリスナーも諌めることをしなかった。
思えば、番組内での発言が時々ネットニュースで出るようになり、岡村さんはニュースや各方面の反響における「発言の切り取り」に苦言を呈していたことがあったような。それがわかっているのなら、注文をつけることに加えて、それを意識した発言をする方がよかったのではないかな。
あと、ひとり番組になって以降、たまに現役風俗嬢リスナーが電話出演する回があったんだけど、そこで風俗嬢への気遣いも含む話をしていたのに、今回の問題発言は正直ショックでしたね。