あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
さて、2018年上半期の世界のビッグトピックであろう、米朝首脳会談。

非核化と大量破壊兵器の廃棄に向けた期間目標がないこともだけど、北朝鮮が約束を守るか、だよね。
大量破壊兵器に関する合意を度々破り、裏でこっそり開発してきた実績が北朝鮮にはあります。
今回の合意も、トランプ大統領に対して手厳しい評価が各所でみられます。

実際、アメリカと北朝鮮で会談の報道内容に違いが早速出てます。
とはいえ、「アメリカは敵」「核の炎で…」と国民に洗脳同然なことを長年やってきた北朝鮮。急な転換で核兵器も弾道ミサイルも廃棄となれば、「今までのあれは何だったんだ」と国民の矛先が金正恩に向かう可能性も。そのへんを軟着陸させるための工夫が“裏”でも存在していばいいのだろうけど、それはあくまで希望的観測でしかない。

やはり、北朝鮮が約束を守るのか、になる。


朝令暮改かって位に動くから、取り上げるにも難しいんだよね。米朝首脳会談については。
決まったかと思えば中止。
北朝鮮がぶちギレかと思えば再開へ動く。
いよいよという場面で北朝鮮のホテル代負担どうするか問題。

過度な期待は禁物ですね。
沖縄ではこれに絡めて、「情勢が改善に向かっている。辺野古の新基地はいらない」という基地反対派の主張もあるようだけど、そう簡単に上手くいくかいな。
それに、沖縄の戦力は対北朝鮮用とは限らないですよ。
沖縄の防衛、台湾海峡、さらに南シナ海が視野に入るからね。


韓国と北朝鮮が、スポーツの国際大会で合同チームを組んで出場するのは、最近の平昌冬季オリンピックだけでなく、事例はいろいろあります。

ですが、今回の卓球の世界選手権での女子団体合同チームは、あかんやつ。
大会途中、それもトーナメントやってる最中に組むというね。
最近の融和ムードとか関係ない、

単純にずるい。せこい。

そしてそれを許可した主催者。
何考えてるのかと。スポーツと政治の関係性であらぬ疑いをもたれてしまうよ。

今後の状況と条件次第では、東京五輪で合同チームやってもいいとは思ってたんだけど、こんな真似されてはね。
スポーツなんだから、真剣勝負の末に生まれる友好もあるはずなのに。


北朝鮮の指導者が韓国に足を踏み入れたという点では、歴史的な場面かも。
過去2回あった南北首脳会談は、韓国の大統領が平壌に行ってたからね。
ま、韓国領内に入ったといっても、板門店だからね。次は金正恩をソウルに招待しちゃいましょう。

それはともかく。
この会談で出された宣言、会談と前後して次々出てきた非核化や対話に向けた姿勢。実現できればそれは緊張緩和に向けたよい動きですが、「本当にやるのか」ですよね。
廃棄の方法やその査察とか、調整も必要。
非核化の条件次第で一悶着発生する可能性もないとはいえないし(「核兵器と弾道ミサイルを廃棄するには、在韓米軍完全撤退を」と言うとか)。

さらに言うと、北朝鮮は過去に核に関する合意を破ったことがある。
金正恩は自身のために身内でも殺す。
また、ここまで長年かけてい作ってきた弾道ミサイルと大量破壊兵器を易々と手放すのか、という点も。

期待するにも、過度な期待はせず、注意深く見ていかないとね。


弾道ミサイルだの核実験だったのが一転。
北朝鮮の指導者が金正恩になって初の南北首脳会談に、米朝首脳会談と、朝鮮半島情勢が近年になかった動きを見せてます。
さらに、北朝鮮が「ICBMの発射試験と核実験をやめる」としたことで、緊張緩和に向けた期待の反応もあります。

確かに、これまでの状況と比較すれば一歩前進でしょう。
だが、予断はできません。

北朝鮮がやめると言及したのは、弾道ミサイルの中でもアメリカ本土を狙える射程をもつICBMと、核実験。また、北の国内向け報道では「能力は得たので実験は不要」とも取れます。つまり、試験段階から実用段階になったと。
ここで言う実用とは、核兵器や弾道ミサイルで実際に攻撃するというより、その存在をバックにした強国としての地位を築いたと自らを定義したものでしょう。
そして、ICBM以外の、グアムや日本、韓国を狙える弾道ミサイルの扱いや核兵器自体については触れていません。

つまり、大量破壊兵器の廃棄には言及していません。

こうなると、今後の交渉や展開次第では、アメリカと北朝鮮の間で緊張緩和になっても、日本にだけ脅威が残される事態も考えられます。ただ、そうなると日米安保条約、ひいてはアメリカと各国の同盟関係の信頼性にも影響しかねない諸刃の剣。
日本は対北朝鮮の交渉では蚊帳の外状態ですが、それ以外の部分では動ける余地はあります。アメリカや韓国との連携とか。

また、緊張緩和になろうとなるまいと、北朝鮮がこれだけの期間、国民が飢えても国内であれだけ喧伝をし、技術を蓄積してきた弾道ミサイルと核兵器を易々と手放すでしょうか。手放すと言えば金正恩の国内での権威は失墜しかねないのでまず可能性は限りなく低いし、そうでない手段で大量破壊兵器を廃棄しようとするには、戦争で北朝鮮ごと潰さないと、な状態(でも戦争はなるべく避けたい)。
大量破壊兵器を廃棄するように、あらゆる手段で促しながら、自国の守りを固める必要もあります。

綺麗事は言ってられない現実が、ここ東アジアにはあります。


中国では全人代(全国人民代表会議)の時期。日本でいう国会ね。
それを前にして、「国家主席の任期制限を撤廃する憲法改正の提案」が出されました。今は2期10年までですが、これをなくす、と。
現在の国家主席、習近平は規定上は2023年までの任期ですが、この改正が承認されると、本人が辞めると言うまでは続投できるようになります。

これに対して、中国では「バックする動画」をネット上に投稿する形での批判が相次いでるとのこと。直接的な政権批判が無理な国の暗喩テクニックでしょうが、当局は動画を削除。一部で逮捕者も出てるとか。

さて、国家主席の任期制限撤廃。
現在の中国(中華人民共和国)には、トップのポストが3つあります。
国家元首であり大統領に相当する「国家主席」
中国共産党のトップ「総書記(党中央委員会総書記)」
人民解放軍のトップ「中央軍事委員会主席」
時代による変遷を経て、1993年の江沢民以降は党総書記が国家主席、中央軍事委員会主席を兼任しています。総書記と中央軍事委員会主席は、任期制限はないが通常10年が最長(ソースはリンク先のNewsweek)ということなので、憲法改正か実現すれば、長期政権が見えてきます。それも、独裁のね。

これに対して、不確定要素はあるのか。
過去、中国共産党では権力争いが起きることがありました。それが習近平体制の中で、後継者の座をめぐって勃発するのか。


また韓国の大統領が何か言ってますね。

3・1の行事だから何かしら言及するのはわかるけど、2国間の取り決めを無にすることを平然とやっちゃう。

文大統領のスタンスもさることながら、「はけ口」にされてるかもしれん。
平昌オリンピックに合わせて、北朝鮮との緊張緩和に向けてあれこれやろうとしたけど、空振りな上に、韓国に来た北朝鮮代表や応援団がちやほやされる。
上手くいかなくて批判が向かいかねない状態です。

韓国では、政権に大きな批判が来かねない状況になると、批判をかわし支持率低下を食い止めるために日本を叩くのはよくあること。


めっちゃ久々にF1の話題。
グリッドガール廃止らしいな。

グリッドガールを問題視する方々の中には、レースクイーンと勘違いしてる人、いないかな?
あの際どい(ものによってはエロい)衣装を問題視してるのでしょうが、グリッドガールは、そうではない例もあります。開催地の伝統的な衣装とか。
英国GPでは、スポンサーのエミレーツ航空の客室乗務員がその制服でやったことも。
これを全レースでやればよいのでは?
鈴鹿なら浴衣、アブダビならエティハドのCAとか。

性的搾取や差別は問題だけど、行き過ぎに懸念。


オリンピックに出るのはいいけど、開幕ひと月前になって「コリア合同チームやろう」というのは、虫がよすぎというか、強引というか。
開会式同時入場はいいとして、団体競技で今から合同は無理があろう。

誰が言ったか「平昌五輪が平壌五輪」。
韓国はいいように振り回されてるなぁ。


最悪破棄するかもと思ってたんで、「なるほどな」という最初の感想。
でも結局どっちつかずなんだよな。

何の話か?
韓国政府が元慰安婦の補償の日韓合意を再検証した件。
【結果】
合意は破棄しない。
日本が基金に拠出するはずだった10億円を拒否し、韓国が出す。
かわりに日本は謝罪を。

最終的に解決としたものを、合意の破棄こそ“形式上は”しないものの、日本に新たな行動を迫る内容。約束を守らない国と自ら示した形にも見えます。
一方、韓国国内で日韓合意に反発していた勢力は、合意を破棄しなかったことで政府に矛先を向ける、と。

まったく、この国は。

とはいえ、韓国を潰すと日本の安全保障リスクが上がるので、外交は適切なハンドリングが求められる展開。
ソウル駐在の大使の召還はしないでいいけど、安倍首相が平昌五輪に行かないという手はあるな。


ついにここまで来たか、ですね。
北朝鮮が7月4日に発射した弾道ミサイルは、ICBMとのことです。
発射の臨時ニュースから着弾までが長くて、こりゃロフテッドでやってるなと思ってたら、こんなことなのね。

北朝鮮が「火星14」と称する今回のミサイル。アメリカ西海岸には届かないが、アラスカやハワイには届くのではともいわれてます。
1回“成功”しただけではわかりませんが、北朝鮮は着実にミサイルの力をつけてます。ICBMクラスでこれですからね。日本や韓国、中国東部(東北部から北京、上海あたり)といった近場が射程圏内のミサイルの熟成度は想像に難くない。

戦争にならずに外交で解決できればいいのですが、戦争にならない形の結末シナリオが、北朝鮮の主張丸飲みか、金委員長一族を中国のどこかに幽閉して北の新政権作るか…外交官も頭が痛そう。


選挙って、条件設定にもよりますが、誰かしら“勝者”がいますよね。
しかし、勝者のいない選挙というのは珍しい。

下院で過半数の議席を有していたものの、EU離脱交渉に向けて政権基盤を強化しようと解散に打って出た、英国の総選挙。
しかし、その結果は「与党の保守党過半数割れ」。
ですが、最大野党の労働党も過半数に届かず。

いやー、ブレグジットに続いての英政権ギャンブル大はずれ。誰も得しない展開。
保守党は小政党の閣外協力を得て与党の座は保ったけど、メイ首相はどこまでやれるのか。
そうこうしてる間にも、UKではテロが相次いでいる。どうするのか。


北朝鮮に融和的といわれる、韓国の新大統領、文在寅。
しかし、北朝鮮にとっては関係ないのでしょうか。就任数日で…

弾道ミサイル発射

まったく。何がしたいのか。


フランスと韓国で、相次いで新大統領の登場です。

まずはフランス。主要2大政党の候補が1回目投票で消え、無所属と極右がファイナリストという荒れ模様な展開。当選したのは無所属のエマニュエル・マクロン。
「極右は嫌」という有権者が動いた故の結果にも見えますね。経済や難民、テロなどの課題で既存の政治に不満はあるが、その打開に極右は違うというもの。
ですが、極右が支持を集めてるのも事実。世界的にはブレグジット(英国のEU離脱)やアメリカでのトランプ大統領誕生と、内向きな傾向が出ていますし。また、極右は嫌だがマクロンも「エリート」だから嫌という声も。

直近の課題は、無所属であるが故の政治基盤。国民議会(下院、日本でいう衆議院)に足掛かりがないからねぇ。夏に議会選挙があるとのことだけど、どれだけ味方を増やせるか。
結果・展開次第では「マクロンでも駄目だった」と極右支持が増える可能性もないとはいえない。極右・国民戦線に支持が集まった背景には、ルペン親父の頃よりはソフトに「見える」ように娘がやってきた面もあるからね。

大統領が弾劾で失職という事態になった韓国。選挙の結果は、最大野党・共に民主党から出た文在寅。
あのような弾劾という結末でしたから、野党有利になりやすいものですが、文在寅の言動は親北度が高かったり日本との慰安婦合意の破棄に言及したりと、不安要素が多い。
ですが、就任後の会見ではトーンダウン。選挙中には「平壌に行く」と発言したのが「ワシントン、北京、東京に行く。条件が整えば平壌も」と、ね。問題を解決させたいからといって、現状で北朝鮮のみを利するようなことをやったらどうなるか。ましてや同盟国アメリカのトップはあのトランプさんですし。

日本絡みだと慰安婦合意がどうなるかが注目されがちですが、それ以外もどうなるか。特定のテーマによってすべてが振り回されることなく、「それはそれ、これはこれ」と、必要なことをちゃんとできるかですね。


「世界の警察官なことはやらない」ってなことを、トランプさんは選挙中に言ってたような。
でも、思い切った行動に出ましたね。いや、トランプだけに「カードを切った」と言うべきか。

内戦が続くシリア。政府軍が反政府側に対して化学兵器を使ったとして、政府軍の基地を巡航ミサイルで攻撃。
これまでは対ISの空爆のみ、さらにトランプ政権になってからはアサドのシリア政府への批判がオバマ政権時代より弱くなったな…と感じてたところに、この行動。
化学兵器攻撃による被害を見たからこその、攻撃なのか。トランプさん、案外情にもろい?

…いや、そう単純でもないね。
国連の安保理決議もなく、集団的自衛権の絡みもない。ただ攻撃しただけならアメリカが批判されるところ。だけど、「化学兵器を使った」という部分で、正当性を訴え、同意を得やすい状況になっているんですよね。


それに、シリアでは以前化学兵器の使用が問題になり、空爆寸前まで行ったものの、直前で回避され化学兵器を処理した経緯があるので、「あれは何だったのか」という、アサド政権にとつて不利な話にもなります。
ですが、アサド政権をロシアが支援してるだけに、国連で何らかの非難のアクションを起こすのはほぼ不可能。国連が機能しない状況でどうするのか、先が見えない状態です。

今回のアメリカのアクションが東アジアにも響くのか?については別ネタで。


結果自体は「まあ、そうなるな」
しかしその後が混迷・厄介しかない感じ。

韓国の朴槿恵大統領が罷免されました。民主化以降初の事態。今の時点で「前大統領」になりますね。
弾劾で問われた疑惑に関しては、韓国の外から見てもクロい。例の友人の件とか、アメリカで言うと「トランプ大統領がスティーブ・バノンに何の肩書きも職責も与えずホワイトハウスに出入りさせ、政策決定に関与させていた」位のことだからね。
ほかにもスポーツ・文化関係や三星関連など疑惑があり、不逮捕特権のない「ただの人」となった今、どうなるか。
韓国の大統領というと、退任後にろくでもない展開になるのが“法則”のようになってるのですが、今回もそうなりそうです。

さて、罷免決定から60日以内に大統領選挙となるのですが、誰が出るのか、誰になるのか。
現在有力視されてる人や最大野党が
「THAAD配備反対」
「日本との慰安婦合意見直し」
「日本との軍事情報の協定(GSOMIA)反対」
なスタンスですし、対北朝鮮でも宥和的とされてます。
結果次第ではちゃぶ台返し連発で韓国はおろか東アジアが混乱しそうで。

というか、国内ですよ。
弾劾支持派と反対派の分断が深刻で、罷免決定後は死者も出てます。
こりゃあ次の大統領が誰になっても当面混乱模様かな。


「金王朝」の一族でありながら、国のことに関わらず自由気ままに?生きていたのがね。

現在の北朝鮮のトップ・金正恩委員長の異母兄、金正男がマレーシアで殺されました。
現在はマレーシアの当局が捜査中ですが、各報道を見ると「北朝鮮が暗殺したのでは」一色ですね。
では、北朝鮮が暗殺するとして、なぜ「今」なのかという疑問がありますが、これも観測憶測がいろいろありまして。脱北者が金正男を担いで北朝鮮への対抗組織(亡命政権?)を作ろうとしたというびっくり話もありますが、どれが真実、あるいは真実に近いのかはわからずじまい。

また、利害関係のない人を「いたずらムービーを作るので協力して」と巻き込み、実行犯に仕立ててしまうというのもややこしい。旅行客が知らないうちに違法薬物の運び屋に仕立てられる事例は聞くけど、まさかアサシンにされるとはね。安易にそうした話に乗らないよう注意、でもある。

新型の弾道ミサイル試験成功といい、北朝鮮は2017年も騒ぎ立てるなぁ。


アメリカのトランプ政権、始動からもうそろそろひと月というところですが、長官(日本でいう閣僚)人事には難渋してますね。誰にするかは固まってるけど、承認に時間かかってるようで。

そんな中、衝撃のニュース。
大統領選挙時の幹部でもあったマイケル・フリン補佐官(安全保障担当)が辞任。
正式に就任する前にロシアと交渉したとか、ペンス副大統領に虚偽の報告をしたとか。
ロシアとの関係改善を図るといっても、これではねぇ。

意外な形で、トランプ周辺の“重要人物”が1人、ホワイトハウスを去りました。
ですが、混乱が今後どうなるかは未知数。
自分はバノンを注視してるんだけどな。


アメリカのトランプ大統領は就任以降次々と大統領令を出してますが、それが混乱を招いています。

その中でも現在ヒートアップしているのが、特定の7か国からの入国禁止と難民の入国規制。
テロリストの入国を阻止したいのはわかるけど、やり過ぎだよな。
IS対策で協力してるイラクの関係者でさえもNG、アメリカのプロスポーツ選手でも当該国出身だとひっかかりかねないのだから、国際関係にも影響しかねない。
そういえば、ダルビッシュ有も本人は日本生まれだが父がイラン出身なので、どうなるか。

ただ、こうしたトランプ政策を支持する人がいるのも事実。
トランプ大統領の周辺で影響を与えている人がどうなのか、も肝心。
もしかすると、大統領本人よりも、そのような人々や思想が本当に厄介な存在なのかもしれない。


1月20日、その男は大きな地位に立った。

アメリカ合衆国大統領、ドナルド・トランプ

さて、就任から1週間が経過しました。
お手並み拝見…というか、1週間で早速動かすね。
TPPは「永久離脱」と大統領令。
メキシコとの国境に「壁作る」と大統領令。

TPPは残った国でどうにかする選択肢もあるけど、壁の方は早速ややこしくなってますね。例ちよって工事費用はメキシコに負担させる算段で、首脳会談もキャンセル。
どうなりますやら。