あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
異例の3月開催が、風雨をくらっちゃった。
2019年の普天間飛行場「普天間フライトラインフェア」
時期は過ぎたけど、展示からダイジェスト。

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定番、MV-22。(機体番号168006)
そういえば、翌日FC琉球と対戦する愛媛FCのサポ御一行様がオスプレイの前で記念撮影してたなw

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最近一部の機体を新しいものに入れ替えがありましたが、これが新機体かはわからんね。
それと、以前はあった部隊マーキングがなくなってる。普天間は「虎」と「竜」の部隊。

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去年はドアを外した状態だったUH-1Y。(機体番号168501)

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AH-1Z。(機体番号168053)
風が強いためか、説明板は倒されてた。

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そろそろ後継のK型に来てほしい、CH-53E。(機体番号161388)

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CH-53Eの側面追加燃料タンク上にある、赤外線ミサイル防御システム(DIRCM)のAN/AAQ-24。レーザーのターレット部分に赤いカバーがついてます。


異例の3月開催が、風雨をくらっちゃった。
2019年の普天間飛行場「普天間フライトラインフェア」
去年(2018年)はいなかった嘉手納の空軍が

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いましたよー。

さて、今回展示のF-15。
展示中にちょいと注目の場面がありました。
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操縦席後方で何かやるために上がった兵士が、操縦席左側にある収納ステップを使ってたんですね。
これは下りようとしてるとこ。

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上の方の、左手をかけてるところもステップ。

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着地したら、下に伸びていた棒状の足かけを…

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がちゃり(収納完了)
「こうやって乗るんだ」と来場客も感心。

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この写真の右側にちらっと見えてますが、嘉手納からはKC-135空中給油機も参加してました。


異例の3月開催が、風雨をくらっちゃった。
2019年の普天間飛行場「普天間フライトラインフェア」
そんな中で目玉だった“陸上自衛隊参戦”。

CH-47JA以外に
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汎用ヘリのUH-60JAも来ました。形式名から「ロクマル」とも呼ばれます。
機体番号43119(JG-3119)
もちろん那覇第15旅団・第15ヘリコプター隊所属。

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内部も公開。
那覇駐屯地陸自祭では長蛇の列なので、普天間ではゆっくり。

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海兵隊のグレー迷彩で慣れた普天間で、緑&茶の陸自迷彩という新鮮さ。


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雨の中、やはりこいつも
「水も滴るいいロクマル」


例年は夏開催なのが、2019年は3月開催。
普天間飛行場の一般公開「普天間フライトラインフェア」。
9・10日の2日間とも雨や強風の影響で飛行展示とりやめ、夜の花火もなし、初日に至っては大雨で夕方打ち切りという、イベントとしては散々な…

いや、目玉がありましたよ。
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入場ゲートのすぐ近くに展示されていたMV-22(オスプレイ)のとこから、よく見ると

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普天間に陸上自衛隊参戦w
那覇第15旅団・第15ヘリコプター隊のCH-47JA(通称チヌーク、機体番号52970、またはJG-2970)じゃないですか。

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近年の那覇駐屯地イベントでは地上展示がなかったので、間近で見られるいい機会。米軍の人も多数見物に来てました。

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間近で…ということで、後部の車輪。
重量かかる場所のはずなのにシングルのタイヤ。よく支えられてると感心。

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前の写真から約1時間後、雨がさらに降って「水も滴るいい男」状態。
進出速度と行動半径で優位なオスプレイ、積載量で優位なチヌーク。対比を確かめるいい機会となりました。


2017年の“最初の休止”の時も写真でプレイバックなネタやったなぁ

…ということで、「能勢伸之の週刊安全保障」で採用された写真。
2017年10月以降のもので。

2017年11月

写真って言っといて、いきなり動画かよw
陸自那覇駐屯地での訓練展示。動画も募集してたので、やってみた。


2017年12月
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祭りの最中に緊急発進が頻発した、空自那覇基地のイベント。
実弾ミサイル搭載の戦闘機で注目を集めました。

2018年4月
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ホワイトビーチフェスティバルに大物参戦。
強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」本国帰還前の最終興行?

2018年7月
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2015年以来の参戦、普天間フライトラインフェア。

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週刊安全保障の投稿写真名物、基地イベント発の“飯テロ”
普天間からは肉2枚「熱盛!」バーガー。



2018年12月
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F-35Aに置き換え目前、第302飛行隊のF-4EJ改。
特別カラー機が、古巣の那覇へさよなら興行。


あの件について書こうかな、と思ったけど、2017年8月にも同じようなことがあったな、と。

フジテレビのオンラインニュースチャンネル「ホウドウキョク」が実質的に姿を消しつつある中、ネット配信が続いていた番組「能勢伸之の週刊安全保障」。
2019年2月16日の配信で、休止となりました。

地上波やBSの番組で軍事や安全保障の話をしようとすると、イデオロギーや政争の具が入りがちなんだけど、この番組はニュートラルな視点で、兵器や部隊から状況を読むなど、今までありそうでなかった番組。
さらに、写真や映像の提供などで視聴者から情報を得たり、放送内容に対する視聴者の分析や指摘も取り上げたりと、双方向性が高い番組でした。
そうこうしてるうちに、視聴者の中から軍事分野のライターとしてメジャーデビューする人も登場しました

今回の休止は、長年番組を支えた裏方が退職するためで、いずれは再開しようとのこと。前回の休止時も、休止発表から約ひと月後に「再開&地上波版開始」となりましたからね。
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(地上波版の「日曜安全保障」開始が発表された、2017年の全日本模型ホビーショーでの番組トークショー)

報せを待つとしましょう。


このネタのつづき

新しい防衛大綱と中期防衛力整備計画(中期防)で登場した、海上自衛隊の哨戒艦で「もしかして、これか?」と取り沙汰されているものがあります。

防衛装備庁の日米共同研究「将来三胴船コンセプト」です。

防衛装備庁の秋の公開イベント「防衛技術シンポジウム」でも、研究の進捗が模型とともに展示されていました。
研究で想定してる船の規模が、報道される哨戒艦の大きさと近いのも特徴的。

3つの胴体で構成される三胴船。
航海時の安定性や甲板の広さが売りで、軍艦での採用例ではアメリカのインディペンデンス級沿岸域戦闘艦があります。
しかし、コストや被弾時の安定性といった課題も。

どんな船になるかが見えるのは、次の予算がポイントかな。


2018年の年末に発表された防衛大綱と次の中期防衛力整備計画。
この中で、イージスアショアや「いずも」空母化など事前に話題にならなかった案件が登場して話題になりました。

海上自衛隊の哨戒艦

護衛艦でもフリゲートでもない、新たな艦船。
哨戒艦自体は世界各地の海軍で使われており、用途は国によって様々ですが、海上保安庁のような組織がない国では、巡視船役をやってる例もあります。

では、海上保安庁がある日本で“海軍の哨戒艦”をどう使うのか。
考えられるのは、護衛艦を出すまでもない見張り任務。
何かやばそうな状況を確認すれば、護衛艦など増援を要請するのでしょうか。
もちろん、見張りでは海保との役割分担や調整も要るはず。

各所で伝えられる情報によると、この哨戒艦の大きさは基準排水量1,000トン級で、乗員は30人程度。
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海保のくにがみ型(くにさき型)巡視船と同じ程度か、少し小さいか。

12隻導入で、このうち4隻を次期中期防の5年間に取得といいますが、要員の確
保などいろいろわからないことが多い計画。どうなるんだろね。


2018年の「美ら島エアーフェスタ」@航空自衛隊那覇基地。
まだ出してない諸々を詰め合わせ。

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真横からF-2B。

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空自のCH-47。陸自のCH-47はフライト体験を担当。

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初日のブルーインパルス。エンジンを始動していたものの、続々到着する民間機の着陸待ちとなり、ようやく移動を開始したところ。
この写真は、フジテレビのオンライン配信番組「能勢伸之の週刊安全保障」12月15日配信回で採用されました。

[那覇基地美ら島エアフェス詰め合わせ]の続きを読む
空自のF-15の将来をめぐって様々な情報出てますが…
ここは那覇基地美ら島エアーフェスタから、かっこええカットを。

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編隊飛行へ出発する、第204飛行隊の#909(92-8909)。

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こちらも編隊飛行。第304飛行隊の#935(22-8935)。
明るめに現像したら、色はきれい出たんだけど操縦席の風防のアウトラインが見えなくなったw

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機動飛行のために移動中。第204飛行隊の#905(82-8905)

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第204飛行隊の#927(12-8927)。滑走路への移動中、背中(機体上面)のエアブレーキをパタパタ。


事前情報で「来てる」と聞いていたが、会場到着時(8日11時頃)に姿は見えず。

どこへ…

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飛んでたんかいw(展示飛行プログラムにはない)
2018年の航空自衛隊那覇基地「美ら島エアーフェスタ」
新輸送機C-2、初登場。

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飛んでいたんなら、着陸後の移動姿も狙えるね。
民間機を撮る要領で。

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停止。離れた位置ですが、注目集めてます。

[飛んで降りて、せわしいC-2]の続きを読む
2018年の航空自衛隊那覇基地「美ら島エアーフェスタ」
初日の「動く展示」から、スクランブルのデモ展示。

2017年は本物のスクランブルが続々かかったこともあり、「展示からそのまま出動しないか?」ともら思ってました。実際、那覇では報道向けに緊急発進訓練を公開してる最中に「本物のスクランブル」となったこともありました。

でも、先に書いた通り、初日はスクランブルもなく平穏でした。
そんな日の、模擬スクランブルを動画で。

模擬展示の機体は、ミサイルなし(模擬弾もなし)。
出発しても離陸せずに戻ってくる、本当に模擬でした。
結構時間かけてるように見えるけど、実際はどうなんだろ。

ちなみに、場内アナウンスで見物客と「スクランブル」コールをやろうとして滑ってるのはご愛敬w


例年よりも展示機が少ない?
いえいえ。2018年の航空自衛隊那覇基地・美ら島エアーフェスタには目玉がいましたよ。

いつもは美保基地から来ていた、輸送機のC-1。今回は…
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銀塗装のナンバー001(28-1001)。
飛行開発実験団で試験用途で運用されてる、C-1の初号機です。

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日の丸の国籍記号が大きいのが、レトロ感。

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フラップがめっちゃ下りてる。C-1の売りである短距離離着陸の能力を支える、重要なアイテム。

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垂直尾翼についている、水平尾翼の動作角度の目盛り。

[初号機、降臨]の続きを読む
“シークレット”ゲスト(=スクランブル対象)がいない、2018年の航空自衛隊那覇基地・美ら島エアーフェスタ。

今年は何といっても、これでしょう。
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かつて那覇基地をホームとしていた、第302飛行隊のF-4EJ改。綽名はファントム。
尾白鷲を元にした部隊マークを大きく描いた特別仕様。

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かつて那覇にいただけでなく、後継となるF-35Aが続々完成し引退が近いとあってか、見物人が多い多い。

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現在のファントム実戦部隊は、この302飛行隊と301飛行隊の2つ。そのうち302の方は、F-35A部隊への改編が目前に迫ってます。
なので、この尾白鷲スペシャルのファントムは全国のイベントにおでかけ。左側のエンジン空気取り入れ口の近くには、“ファイナルツアー”で行った基地と日付が書き込まれてます。那覇は2days開催ですが2日目の方でサイン。

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ファントムの勇姿、しかと見届けよ。


国内の飛行場イベント。年間の〆は航空自衛隊那覇基地。
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最近は2days開催が定着した「美ら島エアーフェスタ」。
2018年は12月8日と9日。
今回は都合あって初日のみ見物でした。

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那覇基地の看板的存在・F-15が6機並んでお出迎え。
鷲のマークの第204飛行隊と、天狗マークの第304飛行隊。
ここにいたのは、機体番号で
(204飛行隊)
12-8927、82-8905、92-8909
(304飛行隊)
22-8935、32-8941、52-8954

ほかにも操縦席体験で、複座のF-15DJが2機。
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82-8092(304飛行隊)

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62-8089(204飛行隊)

さて、那覇基地のエアフェスといえば、2017年の「フェス中に本物のスクランブル連発」が記憶に新しいところ。中でも初日は中国軍の爆撃機が本島と宮古島の間を通過した程。

2018年は…初日は何もありませんでした。平穏な1日。

とりあえず1日目の展示機リスト。目玉機があったのでそれは別に紹介。
【空】
F-15J:(第204飛行隊)12-8927、82-8905、92-8909(第304飛行隊)22-8935、32-8941、52-8954
F-15DJ:62-8089(第204飛行隊)、82-8092(第304飛行隊)
F-4EJ改:07-8428(百里第302飛行隊)
F-2B:23-8115(築城第6飛行隊)
T-4:36-5698(第204飛行隊)、16-5800(第304飛行隊)、96-5625(那覇基地)
U-125A:62-3004(那覇救難隊)
C-1:28-1001(飛行開発実験団)
C-2:68-1203(美保第403飛行隊)
CH-47J:57-4493(那覇ヘリコプター空輸隊)
【海】
P-3C:5070(第5航空隊)
【民間】
JTA・737-800:JA09RK(ウルトラマンジェット)

このほか、飛行展示でE-2Cとブルーインパルス、地上展示と別のP-3C。
体験飛行は陸自のCH-47JAが担当。
また拾った情報によると、JTAの737は、2日目は引退目前の737-400に変更。初日はいなかった海上保安庁も2日目にボンバルディアDash8(Q300)を持ってきた模様です。


陸上自衛隊那覇駐屯地に「カーモンベイビーアメリカ」
陸自祭での米軍、装備展示にも参加。

まずは訓練展示参加組。
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LAV-25装甲車。
スイスで開発されたベストセラー装甲車「ピラーニャ」シリーズがベースの、アメリカ海兵隊版。偵察部隊で使ってます。

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汎用車のハンヴィーは2台。いずれも屋根に盾つきの機銃ターレットを装備。

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もう1台のハンヴィーは、車体は緑迷彩でターレットの色が砂漠迷彩。
修理や部品交換の都合か、緑迷彩と砂漠迷彩が混雑してる車を時々見ますね。

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機関銃のところを拡大。

ほかにも
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水陸両用の装甲兵員輸送車・AAV-7。
去年と同様、内部見学で行列ができてました。

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海兵隊だけじゃない。陸軍もパトリオットを持ってきました。
1-1防空砲兵大隊も定着しましたね。

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発射装置のミサイルの箱は、対弾道ミサイル用PAC-3の訓練用(イナート)。


11月25日の那覇駐屯地陸自祭。
訓練展示を映像で。

今回は島に侵攻し陣地を構築した敵を無力化する設定。
来賓席から見て右側にある敵陣地を、左側から攻撃します。
なお、動画はずっと撮りっぱなしではないので、映ってない場面もあります。その場面はテキスト補足説明をつけます。

その1

CH-47JA輸送ヘリから、偵察隊のバイクチームが展開。
続いて87式偵察警戒車も登場。

その2

偵察部隊が撤収し、得た情報を元に普通科部隊(連隊内の1個中隊という設定)が登場し戦闘開始。しかし敵の攻撃で負傷者が発生、軽装甲機動車も1台が損傷します。
後方支援部隊から救急車とレッカー車が来て、下げる準備。

その3

高射部隊が登場。
迫撃砲と中距離多目的誘導弾が構える陣地付近には、重機関銃を搭載したトラック2台(3トン半トラックと、所謂パジェロな小型トラック)。
背後には03式中SAMと11式短SAM。携帯SAMを持った自衛官もスタンバイ。

その4

敵のヘリ(UH-60JAが演じる)が登場、機関銃撃ちまくり。
ヘリを撃退したら、敵の装甲車(82式指揮通信車が演じる)も登場しました。装甲車は“対戦車ミサイル”の役割も持つ中距離多目的誘導弾で撃破します。
敵のヘリや装甲車が出るのは、那覇では初めてかな。

施設科部隊が来て、敵の陣地の最前線付近に爆薬をセットし、鉄条網と爆破。突破口から普通科部隊が突入し総攻撃。
敵陣地の背後にはCH-47JAが奇襲でヘリボーン部隊を投入し退路を遮断。汎用ヘリのUH-60JAが空から機関銃で援護射撃。

その5

今回はアメリカ海兵隊も登場。
わかりやすい増援ポジション。富士総合火力演習だと、ラストの戦果拡張ですね。ただし射撃はなく、LAV-25が1台と武装つきハンビー2台がそのまま敵陣地の向こうへ走り抜けて、訓練展示は終了でした。

ですが、“問題”はこのあと。
終了直後の場内BGMで
「U.S.A!U.S.A!」

DA PUMPの「U.S.A.」が流れてきたんですよw
「カーモンベイビーアメリカ!」狙っただろw


11月25日の那覇駐屯地陸自祭。
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展示された装備をおさらい。

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軽装甲機動車。第51普通科連隊第3中隊の所属。

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中距離多目的誘導弾。こちらも51連隊第3中隊。

[陸自那覇駐屯地の見せ物いろいろ]の続きを読む
那覇駐屯地の陸自祭。
式典では第15旅団配下の各部隊と予備自衛官、沖縄(厳密には第15旅団の管轄地域)の即応予備自衛官の教育を受け持つ第24普通科連隊第4中隊が勢揃いなのですが…。
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今回はその列に
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部隊の旗を持たないグループがいました。

式典時の紹介アナウンスによると、宮古島に配備される部隊の準備組織とのことです。
駐屯地の建設も進んでおり(沖縄タイムスから)、いよいよという感じですね。
戦闘服と合わせて着用しているマフラー?スカーフ?の色が赤いので、普通科(いわゆる歩兵)が中心のようですが、実際は地対空ミサイルなども配備される予定なので、来年の陸自祭ではどうなるのかも見どころかな。


「南シナ海に日本の潜水艦」
このニュースに驚いた人、結構いるでしょう。

周辺の国が「このへんの島はうちの領土」と、南シナ海にあるスプラトリー諸島(南沙諸島)をめぐり主張し合う中、中国が「この海すべて自分のもの」とばかりに次々と環礁を取っては埋め立て拡張で軍の基地を作り、地域のホットスポットとなってます。
中国に反発する国がある一方、中国が援助や貿易で各国を籠絡しようと動いてます。このような中国の動きを阻止すべく、アメリカは中国が支配する島や環礁の12海里以内(領海内)を航行する「航行の自由作戦」を時折実施しています。

そんな南シナ海で、海上自衛隊の潜水艦が行動していた。
しかもベトナムの基地に寄港していた。

その動きに「軍靴の響きが」「戦争反対」といった、“お約束”の反発をするのは、正直言うと、物事が見えてないです。

実は、自衛隊の潜水艦が南シナ海に行くのは、これが初めてではありません。
今回の報道ののち、大臣会見で「南シナ海には15年前から行っている」と発言しています。また、2016年には護衛艦2隻とともに、フィリピンの“南シナ海側”にあるスービックに寄港しています。

では、なぜ南シナ海なのか。
アメリカの「航行の自由作戦」に付き合うわけでもないのに。

それは、やはり中国への牽制です。

日本の潜水艦が南シナ海まで来ているとわかると、中国はそちらへの対策もとる必要があります。ここがポイントです。
中国の力を分散させるのです。

今、日本と中国が対峙するエリアは東シナ海。ここには日本の領土である島が沖縄をはじめ多数ありますが、その中の尖閣諸島を中国は「自国の領土」と主張するのに加えて、戦争にならないレベルで様々な行動をしています。
これに対し、日本は“日本版海兵隊”といわれる水陸機動団を編成するなど、この地域の防衛力を高めています。「島嶼防衛」という言葉、よく聞きますね。

ですが、国力には限りがあります。
自衛隊を中国軍(人民解放軍)と対等な規模に強化するのは無理。だからといって中国の言うがままにされるのか?

そこで、中国の力を日本との正面以外にも分散させる策です。
今回やった分散策は、秘密性が売りの潜水艦を「いるよ」「実は15年前から行ってるのよ」とチラ見せ。
南シナ海に常時いなくても、「日本の潜水艦がいるかもしれない」と思わせることで、中国側の軍事的な負担を上げ、日本が中国と対峙するラインを、日本から遠くすることができます。

戦争を起こすことをためらわせる。
戦争という選択をできなくする。
中国軍が与那国島と多良間島に侵攻し、宮古島を空爆した某漫画のような事態を、リアルで発生させないための手法のひとつ、というわけです。