あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
2018年の「美ら島エアーフェスタ」@航空自衛隊那覇基地。
まだ出してない諸々を詰め合わせ。

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真横からF-2B。

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空自のCH-47。陸自のCH-47はフライト体験を担当。

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初日のブルーインパルス。エンジンを始動していたものの、続々到着する民間機の着陸待ちとなり、ようやく移動を開始したところ。
この写真は、フジテレビのオンライン配信番組「能勢伸之の週刊安全保障」12月15日配信回で採用されました。

[那覇基地美ら島エアフェス詰め合わせ]の続きを読む
空自のF-15の将来をめぐって様々な情報出てますが…
ここは那覇基地美ら島エアーフェスタから、かっこええカットを。

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編隊飛行へ出発する、第204飛行隊の#909(92-8909)。

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こちらも編隊飛行。第304飛行隊の#935(22-8935)。
明るめに現像したら、色はきれい出たんだけど操縦席の風防のアウトラインが見えなくなったw

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機動飛行のために移動中。第204飛行隊の#905(82-8905)

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第204飛行隊の#927(12-8927)。滑走路への移動中、背中(機体上面)のエアブレーキをパタパタ。


事前情報で「来てる」と聞いていたが、会場到着時(8日11時頃)に姿は見えず。

どこへ…

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飛んでたんかいw(展示飛行プログラムにはない)
2018年の航空自衛隊那覇基地「美ら島エアーフェスタ」
新輸送機C-2、初登場。

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飛んでいたんなら、着陸後の移動姿も狙えるね。
民間機を撮る要領で。

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停止。離れた位置ですが、注目集めてます。

[飛んで降りて、せわしいC-2]の続きを読む
2018年の航空自衛隊那覇基地「美ら島エアーフェスタ」
初日の「動く展示」から、スクランブルのデモ展示。

2017年は本物のスクランブルが続々かかったこともあり、「展示からそのまま出動しないか?」ともら思ってました。実際、那覇では報道向けに緊急発進訓練を公開してる最中に「本物のスクランブル」となったこともありました。

でも、先に書いた通り、初日はスクランブルもなく平穏でした。
そんな日の、模擬スクランブルを動画で。

模擬展示の機体は、ミサイルなし(模擬弾もなし)。
出発しても離陸せずに戻ってくる、本当に模擬でした。
結構時間かけてるように見えるけど、実際はどうなんだろ。

ちなみに、場内アナウンスで見物客と「スクランブル」コールをやろうとして滑ってるのはご愛敬w


例年よりも展示機が少ない?
いえいえ。2018年の航空自衛隊那覇基地・美ら島エアーフェスタには目玉がいましたよ。

いつもは美保基地から来ていた、輸送機のC-1。今回は…
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銀塗装のナンバー001(28-1001)。
飛行開発実験団で試験用途で運用されてる、C-1の初号機です。

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日の丸の国籍記号が大きいのが、レトロ感。

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フラップがめっちゃ下りてる。C-1の売りである短距離離着陸の能力を支える、重要なアイテム。

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垂直尾翼についている、水平尾翼の動作角度の目盛り。

[初号機、降臨]の続きを読む
“シークレット”ゲスト(=スクランブル対象)がいない、2018年の航空自衛隊那覇基地・美ら島エアーフェスタ。

今年は何といっても、これでしょう。
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かつて那覇基地をホームとしていた、第302飛行隊のF-4EJ改。綽名はファントム。
尾白鷲を元にした部隊マークを大きく描いた特別仕様。

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かつて那覇にいただけでなく、後継となるF-35Aが続々完成し引退が近いとあってか、見物人が多い多い。

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現在のファントム実戦部隊は、この302飛行隊と301飛行隊の2つ。そのうち302の方は、F-35A部隊への改編が目前に迫ってます。
なので、この尾白鷲スペシャルのファントムは全国のイベントにおでかけ。左側のエンジン空気取り入れ口の近くには、“ファイナルツアー”で行った基地と日付が書き込まれてます。那覇は2days開催ですが2日目の方でサイン。

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ファントムの勇姿、しかと見届けよ。


国内の飛行場イベント。年間の〆は航空自衛隊那覇基地。
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最近は2days開催が定着した「美ら島エアーフェスタ」。
2018年は12月8日と9日。
今回は都合あって初日のみ見物でした。

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那覇基地の看板的存在・F-15が6機並んでお出迎え。
鷲のマークの第204飛行隊と、天狗マークの第304飛行隊。
ここにいたのは、機体番号で
(204飛行隊)
12-8927、82-8905、92-8909
(304飛行隊)
22-8935、32-8941、52-8954

ほかにも操縦席体験で、複座のF-15DJが2機。
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82-8092(304飛行隊)

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62-8089(204飛行隊)

さて、那覇基地のエアフェスといえば、2017年の「フェス中に本物のスクランブル連発」が記憶に新しいところ。中でも初日は中国軍の爆撃機が本島と宮古島の間を通過した程。

2018年は…初日は何もありませんでした。平穏な1日。

とりあえず1日目の展示機リスト。目玉機があったのでそれは別に紹介。
【空】
F-15J:(第204飛行隊)12-8927、82-8905、92-8909(第304飛行隊)22-8935、32-8941、52-8954
F-15DJ:62-8089(第204飛行隊)、82-8092(第304飛行隊)
F-4EJ改:07-8428(百里第302飛行隊)
F-2B:23-8115(築城第6飛行隊)
T-4:36-5698(第204飛行隊)、16-5800(第304飛行隊)、96-5625(那覇基地)
U-125A:62-3004(那覇救難隊)
C-1:28-1001(飛行開発実験団)
C-2:68-1203(美保第403飛行隊)
CH-47J:57-4493(那覇ヘリコプター空輸隊)
【海】
P-3C:5070(第5航空隊)
【民間】
JTA・737-800:JA09RK(ウルトラマンジェット)

このほか、飛行展示でE-2Cとブルーインパルス、地上展示と別のP-3C。
体験飛行は陸自のCH-47JAが担当。
また拾った情報によると、JTAの737は、2日目は引退目前の737-400に変更。初日はいなかった海上保安庁も2日目にボンバルディアDash8(Q300)を持ってきた模様です。


陸上自衛隊那覇駐屯地に「カーモンベイビーアメリカ」
陸自祭での米軍、装備展示にも参加。

まずは訓練展示参加組。
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LAV-25装甲車。
スイスで開発されたベストセラー装甲車「ピラーニャ」シリーズがベースの、アメリカ海兵隊版。偵察部隊で使ってます。

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汎用車のハンヴィーは2台。いずれも屋根に盾つきの機銃ターレットを装備。

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もう1台のハンヴィーは、車体は緑迷彩でターレットの色が砂漠迷彩。
修理や部品交換の都合か、緑迷彩と砂漠迷彩が混雑してる車を時々見ますね。

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機関銃のところを拡大。

ほかにも
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水陸両用の装甲兵員輸送車・AAV-7。
去年と同様、内部見学で行列ができてました。

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海兵隊だけじゃない。陸軍もパトリオットを持ってきました。
1-1防空砲兵大隊も定着しましたね。

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発射装置のミサイルの箱は、対弾道ミサイル用PAC-3の訓練用(イナート)。


11月25日の那覇駐屯地陸自祭。
訓練展示を映像で。

今回は島に侵攻し陣地を構築した敵を無力化する設定。
来賓席から見て右側にある敵陣地を、左側から攻撃します。
なお、動画はずっと撮りっぱなしではないので、映ってない場面もあります。その場面はテキスト補足説明をつけます。

その1

CH-47JA輸送ヘリから、偵察隊のバイクチームが展開。
続いて87式偵察警戒車も登場。

その2

偵察部隊が撤収し、得た情報を元に普通科部隊(連隊内の1個中隊という設定)が登場し戦闘開始。しかし敵の攻撃で負傷者が発生、軽装甲機動車も1台が損傷します。
後方支援部隊から救急車とレッカー車が来て、下げる準備。

その3

高射部隊が登場。
迫撃砲と中距離多目的誘導弾が構える陣地付近には、重機関銃を搭載したトラック2台(3トン半トラックと、所謂パジェロな小型トラック)。
背後には03式中SAMと11式短SAM。携帯SAMを持った自衛官もスタンバイ。

その4

敵のヘリ(UH-60JAが演じる)が登場、機関銃撃ちまくり。
ヘリを撃退したら、敵の装甲車(82式指揮通信車が演じる)も登場しました。装甲車は“対戦車ミサイル”の役割も持つ中距離多目的誘導弾で撃破します。
敵のヘリや装甲車が出るのは、那覇では初めてかな。

施設科部隊が来て、敵の陣地の最前線付近に爆薬をセットし、鉄条網と爆破。突破口から普通科部隊が突入し総攻撃。
敵陣地の背後にはCH-47JAが奇襲でヘリボーン部隊を投入し退路を遮断。汎用ヘリのUH-60JAが空から機関銃で援護射撃。

その5

今回はアメリカ海兵隊も登場。
わかりやすい増援ポジション。富士総合火力演習だと、ラストの戦果拡張ですね。ただし射撃はなく、LAV-25が1台と武装つきハンビー2台がそのまま敵陣地の向こうへ走り抜けて、訓練展示は終了でした。

ですが、“問題”はこのあと。
終了直後の場内BGMで
「U.S.A!U.S.A!」

DA PUMPの「U.S.A.」が流れてきたんですよw
「カーモンベイビーアメリカ!」狙っただろw


11月25日の那覇駐屯地陸自祭。
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展示された装備をおさらい。

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軽装甲機動車。第51普通科連隊第3中隊の所属。

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中距離多目的誘導弾。こちらも51連隊第3中隊。

[陸自那覇駐屯地の見せ物いろいろ]の続きを読む
那覇駐屯地の陸自祭。
式典では第15旅団配下の各部隊と予備自衛官、沖縄(厳密には第15旅団の管轄地域)の即応予備自衛官の教育を受け持つ第24普通科連隊第4中隊が勢揃いなのですが…。
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今回はその列に
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部隊の旗を持たないグループがいました。

式典時の紹介アナウンスによると、宮古島に配備される部隊の準備組織とのことです。
駐屯地の建設も進んでおり(沖縄タイムスから)、いよいよという感じですね。
戦闘服と合わせて着用しているマフラー?スカーフ?の色が赤いので、普通科(いわゆる歩兵)が中心のようですが、実際は地対空ミサイルなども配備される予定なので、来年の陸自祭ではどうなるのかも見どころかな。


「南シナ海に日本の潜水艦」
このニュースに驚いた人、結構いるでしょう。

周辺の国が「このへんの島はうちの領土」と、南シナ海にあるスプラトリー諸島(南沙諸島)をめぐり主張し合う中、中国が「この海すべて自分のもの」とばかりに次々と環礁を取っては埋め立て拡張で軍の基地を作り、地域のホットスポットとなってます。
中国に反発する国がある一方、中国が援助や貿易で各国を籠絡しようと動いてます。このような中国の動きを阻止すべく、アメリカは中国が支配する島や環礁の12海里以内(領海内)を航行する「航行の自由作戦」を時折実施しています。

そんな南シナ海で、海上自衛隊の潜水艦が行動していた。
しかもベトナムの基地に寄港していた。

その動きに「軍靴の響きが」「戦争反対」といった、“お約束”の反発をするのは、正直言うと、物事が見えてないです。

実は、自衛隊の潜水艦が南シナ海に行くのは、これが初めてではありません。
今回の報道ののち、大臣会見で「南シナ海には15年前から行っている」と発言しています。また、2016年には護衛艦2隻とともに、フィリピンの“南シナ海側”にあるスービックに寄港しています。

では、なぜ南シナ海なのか。
アメリカの「航行の自由作戦」に付き合うわけでもないのに。

それは、やはり中国への牽制です。

日本の潜水艦が南シナ海まで来ているとわかると、中国はそちらへの対策もとる必要があります。ここがポイントです。
中国の力を分散させるのです。

今、日本と中国が対峙するエリアは東シナ海。ここには日本の領土である島が沖縄をはじめ多数ありますが、その中の尖閣諸島を中国は「自国の領土」と主張するのに加えて、戦争にならないレベルで様々な行動をしています。
これに対し、日本は“日本版海兵隊”といわれる水陸機動団を編成するなど、この地域の防衛力を高めています。「島嶼防衛」という言葉、よく聞きますね。

ですが、国力には限りがあります。
自衛隊を中国軍(人民解放軍)と対等な規模に強化するのは無理。だからといって中国の言うがままにされるのか?

そこで、中国の力を日本との正面以外にも分散させる策です。
今回やった分散策は、秘密性が売りの潜水艦を「いるよ」「実は15年前から行ってるのよ」とチラ見せ。
南シナ海に常時いなくても、「日本の潜水艦がいるかもしれない」と思わせることで、中国側の軍事的な負担を上げ、日本が中国と対峙するラインを、日本から遠くすることができます。

戦争を起こすことをためらわせる。
戦争という選択をできなくする。
中国軍が与那国島と多良間島に侵攻し、宮古島を空爆した某漫画のような事態を、リアルで発生させないための手法のひとつ、というわけです。


陸は小さな混成団から増員して旅団に。
空は戦闘機部隊を1個追加。
与那国島に監視部隊。
沖縄の自衛隊は、近年その規模が次第に大きくなってます。

沖縄では、規模が大きくなる背景である中国の活動が知られる一方、従来の基地反対運動なスタンスから自衛隊の配備に反対する声もあります。

そんな沖縄での自衛隊配備について、理解を助ける話です。

  1. Twitterで見つけた、よい指摘
  2. 中国の「第1列島線」「第2列島線」「A2/AD」
  3. 水陸機動団は確かに使えるが
  4. 日本版A2/AD
  5. 【まとめ】戦闘をためらわせることが重要

Twitterで見つけた、よい指摘


興味深いツイートがありました。
軍事分野を得意とする「だよもん」さんと「因幡のよっちゃん」さんです。








[実は沖縄で既に動いている?日本版A2/AD]の続きを読む
普天間基地の一般公開イベント「普天間フライトラインフェア」での飛行機の展示は、地上に置いてるだけ。
空自那覇基地のような、飛行展示はありません。

しかし…
初日(7月7日)の14時56分頃
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飛ぶんかい!
AH-1Z攻撃ヘリとUH-1Y汎用ヘリが、滑走路上空あたりを北から南の方向(普天間→真栄原)へ飛びました。

その後
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CH-53Eも飛ぶんかい!

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こちらはオスプレイのローターも絡めて。

ということは、まさか…
そのまさか。
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オスプレイも飛ぶんかい!

飛行展示はプログラムに入ってないはず。滑走路も大山ゲート側からの来場者の車の道路になってましたし。
サプライズちゃうよな?


2018年の普天間フライトラインフェア。

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ちょっとした人員の移動など、様々な用途で使う、汎用ヘリのUH-1Y。

よく見ると
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ドアがない。
人や物資が乗る空間(キャビン)にあるはずのドアがないね。
ドアを開けた状態なら、開口部からのびる2本のレールの上にドアがあるはず。

左側も
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ドアがない。

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整備の関係で外してるのかというと、そうでもない。
また、たまにこの状態でミッションをすることもあるとか。

(参考)
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ドアがある状態@2015年撮影


2018年の普天間フライトラインフェア。

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攻撃ヘリのAH-1Zは2機展示されてました。

そのうちの、会場入口側にいた機体は
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展示の仕方がちょっと変わってました。

機体の周囲に
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Safety Inspection(安全検査)の説明パネルがありました。
これは検査の必要性を紹介するもの。このほか各部分のチェックを説明するパネルが5枚ありました。

【1】
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機首下のセンサーターレットと20mm機関砲の安全状態や、ちゃんと回転するかを確認。
センサーはミッションをする上で重要です。

【2】
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テールローターと、そこにつながるドライブシャフト部分のコンディションの確認を。

【3】
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メインローターのマスト(中央の回転軸)やヘッド(マストにつながるブレードの根元)、ブレード(翼)に亀裂や腐食がないかを確認しましょう。
※crack=亀裂、corrosion=腐食

【4】
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左のエンジン。コンディションのほか、オイルやフィルターもチェック。
説明の板では左エンジンですが、このヘリのエンジンは2基なので、右側のエンジンも同様に確認を。

【5】
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キャノピー(操縦席)や周囲のハンドルなど。ボルトが確実に締め付けられてるか確認しましょう。

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AH-1Zといえば、今年2018年の1月、読谷と渡名喜島で相次いで緊急着陸(不時着)がありました。
ほかにも、同じ月には汎用ヘリのUH-1Yが伊計島に不時着、その前の2017年12月にはCH-53Eの操縦席の窓が小学校に落下と、普天間を根城にする機体でトラブルが相次ぎました。
微細なトラブルをほったらかしにすると、大きな事故のもと。
安全に運用するための取り組みを紹介するのはいいことですね。

でも、日本語でも書いてーな。
全員が読めるとは限らないから。


2018年の普天間フライトラインフェア

陸軍のゲストは来てました。
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地対空ミサイルのPAC-3MSE。
2017年のホワイトビーチフェスティバルで公開され、「本当にMSEか?」と少し騒ぎになったアレです。
だって、メーカーや米軍から発射装置の写真がほとんど公開されてないからね。画像検索をしても、MSEではないPAC-3の写真が多く出るし、このミサイルの筒12本が載った発射装置の写真は、1枚を除いて沖縄での写真ばかり。
案内役の兵士も「MSE」とはっきり説明してるんですよね。もっと写真や映像をリリースしてもよさそうなのに。DVIDS(米軍の写真・映像公開ポータルサイト)で探してみるか。

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砂色のナンバープレートかと思ったら、部隊の表記でした。
「94TH AAMDC」は指揮部隊の「第94ミサイル防衛コマンド」。
「1-1 ADA」は所属部隊の「第1防空砲兵連隊第1大隊」。

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搭載しているミサイルは、もちろん実弾ではありません。
「INERT」(イナート)と書かれた模擬弾。

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模擬弾を収容した筒(キャニスター)の型番表記かな。



2018年の普天間フライトラインフェア。
アメリカ海兵隊から「F-35Bも来るよ」と発表があったものの、台風接近の影響なのかキャンセル。
さらにいつも参加する空軍機も不在。
(大型機だけでなく、F-15やF-22も東京の横田に避難した程)
展示は普天間の機体だけ…んなこたない。

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KC-130Jが岩国から来たよ。
まあ、以前は普天間がベースだったし、岩国に移ったあともたまに訓練で沖縄に来るけどね。

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ここに初めて来る人もいるはずなので、初心者向けに、かつ簡潔に説明すると、KC-130Jは物資の輸送や飛行機への空中給油をする機体。

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この写真の右側の、主翼下にぶら下がってる物体からホースを出し、飛んでる機体に給油をします。
海兵隊の機体だとFA-18、F-35B、MV-22、CH-53Eに給油できます。

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物資の出し入れは、機体のうしろから。開閉できるようになってます。
機内は今回は撮影不可だったので写真なし。


3年ぶり参戦の普天間フライトラインフェア。

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こちらもオスプレイと並ぶ普天間基地の立役者、CH-53E。

さて、普天間のCH-53Eというと、ここ1年ネガティブな話が続いてますが
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これが普天間第二小学校に落とした窓枠か(待て
安全管理は念入りにお願いします。

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以前の写真はサイズが小さいので、撮り直し。
側面タンク上のセンサーにはカバー。

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テール部分。

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CH-53シリーズは汚れてナンボのかっこよさがあるような。

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後継機のCH-53Kが普天間(あるいは辺野古)に来るのは、まだまだ先か。


普天間基地(飛行場)一般公開イベント「普天間フライトラインフェア」に行ってきました。
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…実は、行くのは2015年以来3年ぶりだったり。

2016年→6月開催予定が、直前に発覚した軍属による殺人事件の影響で中止、改めて9月に開催されたが、その日は東京に行ってた。
2017年→中止。

また、今年2018年はアメリカ海兵隊から「F-35Bも来る」とアナウンスされましたが、台風8号の影響なのかキャンセル。いつもなら来る嘉手納の空軍のみなさんもいないという展開。
機体展示エリアと屋台エリアの空間が「ここにKC-135やF-35Bがいるはずだったのか」と感じさせるものでしたが、雨模様だった2015年と違い晴天。暑い暑い。

まず、普天間に来たならこれを。
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MV-22。オスプレイですよ。
今回の展示は、“虎のマークの部隊”VMM-262のナンバー44。
国籍記号などがフルカラーな隊長機です。

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尾翼にはCH-46時代からおなじみの虎のマークですが…(裏面の縞模様もナイス)

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左の尾翼では、葉巻をくわえてます。
いいアレンジですが、たばこへの風当たりが強いご時世、よく思わない人もいるのかな?

3年ぶりなので、細部の写真も撮り直し。
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フラップと右エンジンカウル。

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左エンジンとローター。

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2015年の見物以降、名護東海岸沿岸での不時着(クラッシュ状態から墜落ともいえる)やオーストラリアでの墜落があり、またこいつを欠陥機と言う声が出てますが、そんなことを感じさせない程に注目されてました。