あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
玉城デニー知事が国連人権理事会に行って基地問題を訴える。
沖縄県知事としては2015年の翁長知事以来。進展しないからといって「沖縄差別」の文脈に落とし込むのはどうかと思うし、解決を難しくする。それよりやることあるだろというのが正直なところです。
2015年のアピールに盛り込まれていた「自己決定権」がなかったことも憶測を呼びました。
しかし、国連演説の諸々が吹っ飛ぶ出来事が知事の足元で起きちゃいました。
去年改造して衆院選を経ず改造ということからなのか「再改造」とも言われる、2023年9月の岸田内閣の改造。
その面々、どんなんかな~(©️笑福亭仁鶴)
(本文敬称略)
国内で「要人暗殺」な出来事の衝撃。安倍晋三元首相が銃撃で凶弾に倒れた事件から1年。
しかし、事件の真相や再発防止はどこへやら…な1年間でした。
2023年の通常国会の終盤、防衛財源やLGBT関連などの法案とともに注目された「内閣不信任案と衆院解散」
結果は、野党が内閣不信任案を出す前に「今国会での解散はない」となりました。さらに立民が提出した不信任案も、維新や国民民主が反対と野党内で対応が分かれました。
不信任案から解散総選挙という流れにならなかったのですが、総理側が解散はないよと先手を打ったかのように見えますねぇ。不信任案が提出されても否決されるのは見えてるし、野党も「何が何でも叩く」の党と「是々非々」の党と違いがありますから。
あとマイナンバーのトラブル対応もありますし。ここで解散やったら総務省と地方自治体の職員が過労で倒れてしまう。
とはいえ夏以降に臨時国会中で解散の可能性は0とは言えない。
(これは5月5日の連続ツイートを元に再構成したものです)
4月28日を「屈辱の日」とする沖縄にある考え方を批判する、ある学者の論説が4月27日の沖縄タイムスの文化のページに載ってました。
ただ、その方向性が斜め上でした。
「日本を祖国と思い込む同化意識から抜け出せてない」
「この国にしがみつくのは沖縄にとって絶望的な未来しかない」
本州の西の端、山口県下関市。
(奥は門司だけど下関側で撮ったということで)
ここで2023年4月、衆議院の補欠選挙がありました。下関を含む選挙区・山口4区選出の安倍晋三元首相の死去(暗殺された)ことに伴うものです。
この選挙で、ちょっと看過できない言動がありました。
沖縄県には「市」が11あり、そのうち7つは同じ年に市長選挙を実施してます(2022年時点)。今年2022年はその当たり年でした。
7つの市長選、ラストは那覇市長選。10月23日投開票でした。
(本文敬称略)
歴史的経緯から全国とずれてる沖縄の統一地方選。
知事選と被ってトリプル選挙になった地域もありました。候補者各陣営や政党、自治体、選管、マスコミの皆様本当にお疲れ様です。
その中からピックアップで振り返り。
(本部敬称略)
序盤に候補者への薬莢投げつけ案件が発生したと思ったら、選挙運動期間の週末と投開票のタイミングで台風が接近。盛り上がりもいまひとつに感じた2022年の沖縄県知事選挙でした。
(本文敬称略)
沖縄県知事選の告示早々、とんでもないことが発生しました。
2022年7月8日の大和西大寺駅前を想起させる出来事が。
8月26日、沖縄県庁前で演説していた佐喜真淳候補とその応援演説者に銃弾の薬莢(検索にかかりやすくするため「薬きょう」も追記)が投げつけられました。
投げつけたのは、元々は蝶の研究者だったのが、次第に基地反対運動に身を投じ今では活動家同然になった宮城秋乃(通称アキノ隊員)。29日昼時点で逮捕されておらず報道では名前は出てないものの、本人が「マスコミで名前出してOK」と言ってるので出しましょう。
実行者は行為に及んだ理由を「米軍基地の廃棄物に抗議するため」としてます。
おや、急ですね。
参院選終わったとはいえ、やるとしたら9月下旬の安倍元総理の国葬のあとと思ってたんですが。
「旧統一教会」で騒ぎになってるのも影響したのか。
内閣改造です。
新しい岸田内閣のメンバー、どんなんかな~(©️笑福亭仁鶴)
(本文敬称略)
選挙運動の期間中に「歴史の教科書に載るレベルの凶行」が発生しましたが、参院選は無事投票・開票までできました。
結果は見ての通り与党過半数、改憲勢力2/3以上でした。
さて、細かく見ていきましょう。
(本文敬称略)
コロナ禍で外での大々的な活動が見えにくくなってましたが、外や人を集めての行事の実施へ少しずつ道が開き始めて、このタイミングで沖縄復帰50年。
そう、沖縄・琉球独立派の活動がまた目立ってきました。
5月15日の復帰の日には、国際通りでパレードをしてたという報道もありました。
自分も見ました。5月21日、沖縄県庁前の交差点で「琉球独立」と書かれた大きい旗を持ってた人が、横断歩道を何回か往復してました。
(この写真の約20分後にも見たな)
ということで、独立派要注意人物リストを更新です。
前回は2020年9月。約2年ぶりですね。