あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
引退発表からいよいよ1年。
安室奈美恵さんの“ファイナル”に向けて盛り上がってます。
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沖縄タイムスの本社ビルの壁で、これですよ。
実はステージ衣装などの特別展「namie amuro Final Space」を、タイムスと日テレが組んでやってるからだとか。

さらに
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ゆいレール県庁前駅ホームに面した、パレットくもじの壁面にこれ。

さて、本題はここから。
安室さんを政治利用する動きが、ちらほら見られますね。
きっかけは、翁長知事(当時)の死去を受けて出したコメント。その文面から「安室奈美恵は辺野古新基地に反対している!」と解釈・利用するものです。

そりゃね、県民栄誉賞を授与された時の知事ですから、コメントも出します。
しかも授与の時点で膵臓がん手術後、病状が明らかになってました。そのがんが転移・進行して、国内では滅多にない「在任中の知事の死去」です。

また、芸能人が政治の分野の話をすることに対して、抵抗感が強い社会でもあります。
中でも普天間基地と辺野古の件はナイーブかつこじれまくりで、特定のイデオロギーによる“殴り合い”となっている面もあるので、何か言おうものなら、特定の勢力から持ち上げられ、また別の勢力から叩かれるのは、ほぼ確実です。

引退まであと少し。最後まで完走したい安室さん本人と周辺にとって、このようなことで利用され騒がれるのは、本望ではないでしょう。
安室さんの政治利用は、やめてもらいたい。


8月26日に、那覇市内で「まじゅん語らな、琉球ぬ未来!~ヤマトぬ世から琉球世」というシンポジウムがありました。
その日の琉球新報で社会面トップを飾った記事を読むと、「辺野古新基地」の件で県民投票実施に向けて動いた中心人物など、若者の発言ばかりが取り上げられてますが、司会者と登壇者に…沖縄・琉球独立派を発見。

【司会】
友知政樹(沖国大教授)
親川志奈子(沖大非常勤講師)
【パネリスト】
仲村芳信(沖大名誉教授)

友知教授と親川さんはもはや説明不要、琉球民族独立総合研究学会(通称・独立学会)の中心メンバー。
仲村名誉教授は独立学会の会員かは確認がとれていませんが、複数の独立勢力の講演会・シンポジウムに出ていたことが確認されています。また、独立学会が発行している出版物「琉球独立学研究」にも論文が掲載されています(論文の一部?が独立学会のサイトで読める)。

濃いですねぇ、独立派成分。
とはいえ、このシンポジウムの主催者は「8・26琉球の未来実行委員会」。まあいろんな形で活動するでしょうし、登壇した人には独立学会・独立派ではない人もいたからね。
しかし、先の新報の記事のURLをTwitterで検索かけて、ツイートした人のレスポンスを探っていくと、シンポジウムの会場に行った人のツイートで


会場側の案内で主催者の名前が
「琉球民族独立総合研究学会」

馬脚が現れましたね。
考えられるのは、会場の施設「てんぶす那覇」が、単発イベントの実行委員会名義では会場予約ができないルールだったからなのかな。

いやー、主催者ロンダリングの可能性。
もしかしたら今後も独立と表立って言わずに客を呼び込み、中身は独立アピールと賛同者集めといったことをやるのかな。

沖縄・琉球独立とか、自殺行為ですよ。
昔のロマンと基地撤去の夢に溺れて、沖縄を取り巻く現実が見えていません。

公安のみなさん、ここんとこ要チェック。


沖縄の旧盆。2018年は8月23日から25日。
「旧盆といえば」のひとつに挙げられるエイサー。

しかし、今年はそのエイサーをめぐり一悶着。
かなり遅い時間までやる団体があって、警察に苦情の電話があったとのこと。
かなり遅いといっても、0時どころじゃない。
日付が変わり、ウークイも終わったあと、未明の3時半まで通報があったとか。そんな遅い時間までやってたの?

いくら何でも、そんな時間までやるものではないでしょう。
(警察によると、道路の使用許可も22時までだったとか)
エイサーが地域の若者のつながりになってるのは否定しないし、やる方の盛り上がりや一体感は理解できます。
でも、旧盆のエイサーの道ジュネーは、祖先の霊の送り迎え、特にウークイは「帰る時間」を告げる意味もあるので、0時をまたいだ上に寝静まる未明の時間帯までやるのは、本来の意味からも逸脱してるかも。
そういった、文化や生活など様々な面を両立させていく工夫が必要じゃないのかな。さもないと、エイサーという文化・伝統の消滅につながりかねない。

ですがね、ネットでの反応を見ると、痛い痛い。

○「文化」を盾に、深夜騒音の問題を提起する人をよってたかって叩く。
○その叩きが、発言主の属性叩きにシフト。(オタクvsヤンキー)
○そのやり取りを「オタクと琉球土人ヤンキーが叩き合ってる」と外部が煽る。
○夜中のエイサーに「オスプレイよりもうるさい」と書いてあったことに反応し「オスプレイは危ない」と煽る(発言主は琉球独立勢力の人の可能性)。

まったく、つまらん。


台風がぎょうさん発生しますね、2018年の西太平洋・東アジア。
8月半ばで19号とか。

さて、台風18号。
沖縄で発生すんのかいw
その日の天気は、まさに

「突然の風に吹かれて」
(プラス雨)

1990年代半ばのヒット曲かとw
(FIELD OF VIEWとか覚えてる人どれだけいるか)


翁長知事の就任以降、知事のあいさつ(平和宣言)では賞賛の拍手と指笛が度々飛び出し、安倍総理のあいさつにはヤジが飛ぶ、異質な空間となった、慰霊の日に開催される沖縄全戦没者追悼式。

2018年は、また異質なものが。
総理あいさつ後、「帰れ」などのヤジに混じって

「総理ありがとう!」

ヤジを飛ばす人達(とヤジを飛ばさせる背景となる宣伝・活動をしている人達)に対するカウンター勢力なのでしょうか。

どいつもこいつも。
追悼式を何だと思ってる。
日米や軍民の関係なく戦没者を追悼する場だというのに。


2018年4月に国連本部で開催された先住民族関連の会議に、沖縄の琉球独立勢力が参加した件。
琉球新報では詳細なレポートがネット上に公開されてました。

もう少し調べてみたら、これの話が沖縄タイムスにも載ってました。
5月2日、4日、5日の3回連載。タイムスと契約しているアメリカ在住の記者が書いてます(ネット上で無料公開なし)。
概要をおさらいすると
1回目:関連行事の参加は決まっていたが、本会議で発言できるかわからない状態だった。
2回目:発言の機会が来た。思いのたけを訴え、琉球の歴史を国連に記録できたが、すぐに日本政府に反論された。
3回目:ハワイで先住民族の権利回復を実現させた「独立自治国」の関係者と再会。アメリカ在住の県系人も参加した。

新報程に細かくはないけど、ちょっと意外な話も。
会議に参加しようと登録した団体(今回は62団体)のうち、本会議で発言できるのは半分程度とのこと。全部に与えられるわけじゃないのか。
これを考えると、もっと深刻な状況の民族・地域の団体に発言の機会を与えてあげてほしいと思いますね。

あと、関連して調べていたら、要注意人物リストにひとり追加となりました。
てい子与那覇トゥーシー
ニューヨーク沖縄県人会の元会長、現在もアメリカ在住。沖縄タイムスの通信員としてニューヨーク周辺の沖縄県系人の記事も書いています。
今回の先住民族問題フォーラムに参加。新報の記事(2018.4.21)で、琉球民族独立総合研究学会のメンバーと紹介されました。

新報程ディープではないので、記録はこの程度に。


国連本部で4月に開催された「第17回先住民族問題に関するフォーラム」。

なぜこの話を取り上げるのか。
沖縄・琉球独立派の勢力が参加したんですよ。独立派勢力のひとつ、琉球民族独立総合研究学会(独立学会)が。沖縄の代表面してね。

今回は琉球新報が詳細なレポートをネット上で公開してます。

フィリピンやハワイなど少数・先住民族の動向が一部紹介されてるのは、状況を知る意味でもいいのですが、先住民族の「土地、文化、言語を奪われ」という問題を、沖縄の現状につなげてます。

確かに、人類館事件や方言排除(極めつけは沖縄戦時にウチナーグチを使ったらスパイとして殺される)、県外での「沖縄人お断り」など、国内で沖縄が偏見をもって見られ、差別ととられてもおかしくない扱いを受けた歴史があります。
しかし、今はどうでしょうか。
観光客はいっぱい来ます。
芸能やスポーツなどで沖縄出身者が多数活躍してます。
基地関連で「なぜ沖縄だけが」と思うような出来事はあるでしょうが、政治、経済、社会、文化と各分野で徹底的に差別されてるかというと、そんなことはないように感じます。
(最近は基地問題に端を発する分別のつかない罵詈雑言・ヘイトスピーチもみられるけど)

また、この件を伝える琉球新報の記者の認識にもツッコミを入れざるを得ないですね。
----引用ここから----
1429年から1879年まで沖縄は「琉球」という独立国として、武器を持たない平和な国として貿易で栄えましたが
----引用ここまで----
未だに「武器を持たない平和な国」というファンタジーを、さも歴史であるかのように語る有様。

問題は存在します。
しかし、それを対話と交渉と相互理解で改善・解決するのではなく、差別と騒ぎ立て、自らを先住民族と定義して国際社会にチクろうとする姿勢は、果たして解決に向かうのか。疑問ですね。
ましてや、解決手段として日本からの独立を掲げるとか。
沖縄の一部を自国の領土と言って憚らない国が隣にいる状況で、安全保障もまともに考えず、独立で「基地のない平和な島」とか、自殺行為です。


安室奈美恵さんの県民栄誉賞。いいニュースです。

しかし、受賞と別の部分で気になる展開。
表彰・授与の場面は写真のみ。
映像がない。
TVでも写真1~2枚。

安室サイド・事務所の都合と考えようにも、ポジティブなニュースをこんな扱いにはしないよなあ、という感じ。

もしかすると、知事側?
あまり長い時間の対応ができない位に、知事の体調がよろしくないとか、病院から制約かけられてるのか。


最近、このようなものを入手しました。

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名護市のキャンプ・シュワブで工事が進められている、普天間基地(普天間飛行場)の代替施設、人や見方によっては「辺野古新基地」ともいう、その反対派のチラシ。海上での阻止行動への参加を呼びかけてます。

よく見ると
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阻止行動班(作業の直接阻止を目指す行動)
バナー抗議班(制限区域外でバナー等を使い抗議行動)

直接阻止か。制限区域内に入る気満々ですね。
とはいえ、カヌーなので、何らかの飛び道具を持参するのは難しいし、現地の警備もいますし。ただ、カヌー阻止行動班の数が警備のボートや人員を上回る展開になると何が起きるか。もしかすると、それを考えてるのでしょうか。

裏もあります。
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抗議に参加したいけどカヌーの経験はない…という人のために、カヌー教室をやってますよという案内。

よく見ると
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カヌーの連絡先の人の名前が「キム」。
個人情報保護と嫌がらせ防止のためフルネームは伏せますが、韓国系のような名前でした。
(非韓国・朝鮮系でもファーストネームが「キム」の例がアメリカや英国などにあるので注意)
外国人出ていけとは言いません。でも、留意事項にはなるのかな。この人の交友関係次第では。


ポーン・ポーン・ポーン
緊急地震速報のチャイム。

2018年3月1日、22時42分。
M5.6 最大震度5弱(西表島)

沖縄で震度5弱以上は、2010年2月27日以来ですね。
(M7.2 最大震度は糸満で5弱)
NHKが臨時ニュースになっても、石垣島の映像はあるけど西表の映像がなくて「どうなってる?」がなかなか伝わらない状態。

台湾東部で大きな地震があっただけに、そちらの関連も気になるところですが、西表島周辺では、1992年に連日震度5(当時は強弱の分別なし)を記録する程の群発地震がありました。そのような事態がまた起きるのか、心配な住民もいるでしょう。


その中毒性の高い音楽もあって、プラモデルで製品化されたり一部でネタ扱いされる程の人気がある「高収入求人バニラ」の宣伝トラック。

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那覇に登場しやがったぞw
自分が見たのは、2月16日に海銀本店の裏だが、この日以降沖縄県内で目撃情報がネット上に複数あります。

例の中毒性の高い音楽もそのままに…と思ったら、その文言に微妙な違いがありました。
「出稼ぎ」
「旅行のついでに」
なるほどね、県外で働いて稼ごうってか。
沖縄にいる人をターゲットにするなら、県外の仕事も重要。「Agre」「ルーキー」など地元の求人情報メディアも、県外の仕事を扱っています。

ただ、バニラやヘブンのような夜仕事・風俗仕事の求人情報メディアだと、別の意味もあります。
狭い上にコミュニティの密接さもある沖縄。地元の人が地元のキャバクラ、ガールズバー、ホストクラブ、風俗店で働いていると、知人と鉢合わせてしまう可能性も高いですからね。風俗店だと客と対面する前のチェックもあるようですが、そうはいかない職場もあるはず(昔話に花が咲いてプレイ忘れそうw)。なので、知人との鉢合わせリスクが小さくなるであろう、県外も売りになります。

逆に言うと、首都圏や関西など大都市圏から見れば、沖縄も「出稼ぎ」スポットなわけでして。那覇には、観光客や出張ビジネス客も多数来る飲み屋街・松山に、全国有数の風俗街・辻もあります。県内のキャバクラや風俗店で働く女性で、県外出身の人もそれなりにいると。

ただ、そのような仕事を不本意ながらやらされてる人、貧困状態から抜け出そうと夜の仕事をしているが抜け出せない人もいます。そのあたりの問題は、別でちゃんとやらないと。



2018年になって出てきた「沖縄にパンダ」。
飼育先に名護市のネオパークを想定ということもあり、名護市長選でも話題のひとつとなりました。

はっきり言って、いらないです。

中国からの観光客狙いといいますが、中国に生息してるパンダを、沖縄に来てまで見るでしょうか。国内でも上野動物園や南紀白浜(アドベンチャーワールド)などにいるからね。東京や関西で見られるのに、わざわざ沖縄行って見るかね。

お金もかかります。レンタル代で億単位の出費。さらに気温や湿度の高い沖縄ですから、飼育・展示施設は空調完備などが求められ、さらに出費が要ります。

パンダで何億円も使うよりは、その金を沖縄の野生動植物の保護に使う方が、観光にとっても有益じゃないかな。


2018年1月28日にジュンク堂書店那覇店で開催された「ヘイトクライムと植民地主義」刊行記念トークイベント。
このイベントに、沖縄の日本からの独立を画策する団体のひとつ「琉球民族独立総合研究学会(通称「独立学会」)」の幹部と、独立論につながる“自己決定権”の話でよく登場する学者が出るということで、その内容を確認。
ここでは、その内容(書き起こしはこちら)を元に、指摘や感想など。

【松島教授の発言から】
>よく「独立したら中国に侵略される」という質問を受けるが、その背景には中国に対する脅威と同時に、中国に対する差別意識がある
→脅威と同時に差別意識というのは、中国を下に見て「こんな奴ら侵略されるなんて…」ということを意味してるのだろうけど、脅威感と差別意識は必ずしもイコールとはならないのでは?

>中国が沖縄を侵略すると言うことがヘイトスピーチ
→意味不明。

>中国や韓国はかつての冊封関係をわかっている。沖縄戦で琉球人は日本人とアメリカ人に殺されたが、中国人は(琉球人を)殺していない、ということ。
→?

【島袋教授の発言から】
>EU市民権のような人権保障の国際的なしくみを東アジアで構築し、分権につなげる。
→その仕組みを東アジアで構築すること自体、すごく困難では。東アジアには人権に乏しい独裁国家が複数存在してる。しかもその独裁国家が大量破壊兵器や海洋進出などで地域の脅威や不安定要因になっている。

>アメとムチも昔は表立って言わなかったが、今は露骨。日本人の精神構造が変わった。もはや戦争に片足突っ込んでいる。
→精神構造の変化はともかく、「戦争に片足」って…

>ネーション(国民国家)はこれまでの抑圧的な王権支配からの解放のニュアンスが強い。ナショナリズムもこれらの解放、リベラルと結びつくもの。
>だが、ナショナリズムとリベラルが結びつかなかったのが日本。旧支配者層が残り、抑圧が続いた。急速な発展には序列化や同化が伴う。ナショナリズムとリベラルが「結婚」するどころか、リベラルが抑圧されている。それを繰り返そうとするのが明治150年。
→ナショナリズムとリベラルの関係性はわからなくもない。問題は、日本におけるリベラルの内容と質では。

まあツッコミどころがいろいろと。
2月には松島教授の本丸である“琉球独立”の本のトークイベントがあるので、よりラディカルな話が出るかもね。



こんなイベントがあると聞いて

当日昼に知ったんだけど、暇だったので出動。

いわゆる「沖縄・琉球独立論/運動」の中心人物のひとり、松島泰勝(龍谷大学教授、琉球民族独立総合研究学会の共同代表)がいるじゃないですか。島袋純(琉球大学教授)も、独立学会メンバーとは聞きませんが、独立・自己決定権論に関して時々名前が出てきますね。

本の刊行イベントということでヘイトクライムが主題のようですが、独立に関する何かの話が出るのではないか…。

自分は以前から独立論に否定的な見解を示してますが、関係者の声が無料かつ会場入り口の署名なしで聞けるということで、どんなものか聞いてみる次第。


会場に着いたのは、始まった直後。

来場者は10人程度。以前ここでやった声優のトークイベント(藤井ゆきよと下地紫野)と比べるまでもない少なさ。よく見ると、最近自己決定権連載で賞をもらった琉球新報の記者がいましたね。


そのトークイベントの、ざっとメモ書き起こしです。


松島教授の話の概略(生い立ち的なところは割愛)。

◇琉球独立について本を書いたら、自身だけでなく大学のほかの教授や学長にまで批判や脅迫めいた声が来た。独立と言うだけでヘイトスピーチを浴びた。

◇よく「独立したら中国に侵略される」という質問を受けるが、その背景には中国に対する脅威と同時に、中国に対する差別意識がある。

◇中国の学者に、そのあたりについて聞いたら「昔から朝貢。冊封の関係があったでしょ」の反応。

◇中国が沖縄を侵略すると言うことがヘイトスピーチ。

◇アイヌは大学にある遺骨の返還運動が実った。自己決定権、民族の権利を行使(このくだりで新報の宮城記者をほめる)。

◇「アイヌはいない」など今もヘイトスピーチを受けている。

◇琉球人も先住民族としと認められていて、返還してもらう権利があるが、遺骨のある京大は返還はおろかメディア取材もNG。照屋寛徳衆院議員が国政調査権を使って文科省経由で聞いても「プラスチックの箱に入ってる」程度しか説明がない。

◇京大にはあちこちの骨がある。琉球人を返したらあちこちから返還要求が来るのを恐れている。


島袋教授の話の概略

◇併合でひどい目にあったスコットランドが、1989年からの権利回復運動の末に、独自の議会をつくることができた。スコットランドをモデルに主権を得る運動も。

◇スコットランドはEUにとどまることが利益だが、英国はEUを離脱しようとしている。再び独立を問う住民投票をやるのではないか。

◇EU市民権のような人権保障の国際的なしくみを東アジアで構築し、分権につなげる。

◇2016年10月の「土人発言」が問題視されない。沖縄差別をなぜ政府は助長させるのか。

◇そこで植民地の時代を問い直す。白人の有色人種支配が日本に影響を与え、「日本人は優秀」を調べるために、各地で骨を盗んで研究した。

◇人権や自決権を侵害する「土人」という言葉。序列化して、日本人となる・日本に協力するなら権利を認めるというやり方。

◇沖縄は日本とアメリカにようて巧妙に植民地化された。1946年の現憲法制定の国会選挙に沖縄は参加できず、そのままサンフランシスコ講和条約を迎えた。

◇アメとムチも昔は表立って言わなかったが、今は露骨。日本人の精神構造が変わった。もはや戦争に片足突っ込んでいる。



[【その日のうちに】琉球独立論者のトークイベントから書き起こし]の続きを読む
(このネタは、1月14日のツイートを元に再構築したものです)

クルド、カタルーニャ、バスク、グアムと世界各地の独立運動を追っかけ、沖縄と重ね合わせた、琉球新報の連載「民族の炎・自己決定権の闘い」。この連載を含む「沖縄の自己決定権をめぐる報道」が新聞労連の疋田桂一郎賞を受賞してます。

この賞は日本新聞労働組合連合(新聞労働)が毎年やってる「新聞労連ジャーナリズム大賞」で授与・表彰される賞のひとつ。
新聞労連のサイトで結果と選考理由を読んでみます。

>世界各地の少数派民族が独立を目指している動きを詳しく報じることで、沖縄の問題を見つめ直す視点が良い。

少数民族の独立運動から沖縄の問題を見つめ直すって、問題解決のために「日本から独立」と暗に示してるような。

受賞の報告が載った1月13日。ネット上で公開されたのは、1面に載った分。ネットに出てない、中の方のページの記事も読むと、クルドやカタルーニャを取材した「民族の炎」と、アイヌと台湾先住民族の遺骨返還運動の連載、この2本でエントリーした企画とのこと。

実は、アイヌの遺骨返還運動の連載と前後して、旧帝大が沖縄県内の墓から持ち出した遺骨の返還運動も始まっています、その運動の中心は、沖縄・琉球独立派組織のひとつ「琉球民族独立総合研究学会」の幹部。もしかして、リンクしてる?
沖縄から持ち出された遺骨は、京都大学と日本統治時代の台湾の旧帝大に渡ったと確認されてます。このうち台湾の分は、沖縄県も受け入れ準備をしています。しかし、返還運動をしてる側は再埋葬を要求しており、先の展開が不透明でもあります。だって、アイヌみたいに元の所に還すのを越えて、自己決定権や独立を志向してる人が返還運動の中心にいますから。

「沖縄の自己決定権企画」が今回受賞したことで、琉球新報が今後自己決定権や沖縄・琉球独立にリンクするような企画をどのように展開するのか。要注意です。


ひと月に3度も不時着(緊急着陸)が続くと、基地容認の人でも「大丈夫か?」となりますわな。

アメリカ海兵隊のヘリの話ですわ。
伊計島でUH-1Y
読谷でAH-1Z
渡名喜島でAH-1Z

大事故になる前に、コントロール保った状態で“予防着陸”してくれるのは結構なんですけど、不具合の芽をなるべく摘んで、より安全にですよね。

沖縄側がどう訴える方がいいかについては、読谷不時着後に書いたネタとも被るので、引っ張り出しておきますか。


このネタのつづき

米軍のヘリの相次ぐ不時着に、怒って当然です。そこで生活してる身ですから。
ただ、米軍に抗議となると、だいたい「米軍出ていけ」な主張とセットです。
AH-1Z攻撃ヘリの不時着の現場となった、読谷村議会の抗議決議でも、基地の縮小と海兵隊の撤去が盛り込まれています。
琉球新報の社説に至っては、「直ちに撤退せよ」とタイトルから攻めてます。(当面策から抜本的には海兵隊移転と段階を踏む社説の沖縄タイムスがソフトに思える程に)

それって、米軍関連で何かトラブルがあると繰り返される光景ですね。
思ったんですが、米軍反対や容認といった思想的なことは脇に置いて、安全確保に焦点を絞って、沖縄側から要求することはできないのかな、と

米軍側に問題があるからとはいえ、「撤退しろ」「出ていけ」の繰り返しでは、受け取る方も「またか」となあなあな対応になったり、あるいは嫌悪感や敵意をもってしまいまともに取り合わなくなる可能性もあります。

機体のトラブルに対する県民の不安って、米軍にも直結しますよね。
事故で機体、さらに人員を喪失することになれば、米軍にとっても大きな損失になります。事故が発生すれば、沖縄県民も米軍も被害を被る。その視点で要求するのです。

そう言うと
「事故が起きないようにするには、米軍がいなくなればいい」
「米軍がいることが諸悪の根源」
という反論が来るでしょう。ならこう言います。それを脇に置いてください。棚上げしてください。
この手法、“オール沖縄”もヒントにしてるんですよ。旧来の反基地派中心になった現状はともかく、立ち上げ時は「辺野古新基地反対」で日米安保容認の人も日米安保破棄・自衛隊解体な人も集めたじゃないですか。それですよ。
あとは、安全確保で一定の言質や成果を得られれば、その結集を解散すればいいんです(解散しないとリスクが高い)。

相手に通じるように伝えるのも、重要ではないでしょうか。


これだけ続くと、「おい海兵隊どうなってんねん」です。

1月6日、伊計島でUH-1Yが不時着
1月8日、読谷でAH-1Zが不時着

3日間で、アメリカ海兵隊のヘリが2機も不時着(予防着陸)。
伊計島では、1年前の2017年1月にも米軍ヘリの不時着がありました。
それ以降でも、沖縄県内で飛行場・米軍施設外の不時着が4件(うち1件は機体全焼)。
ほかにも普天間第二小学校へのCH-53Eの窓落下、石垣空港でのオスプレイの緊急着陸がありました。

住民の不安は当然です。整備や訓練がちゃんとできてるのか。
近年の予算をめぐる問題の影響を受けている可能性が指摘されてます。この状況で大事故が起きたら、アメリカにとってもよくない事態です。
そこんところを、理解できてるのでしょうか。
政府も、日米同盟を防衛・安全保障政策の軸に置いてる以上、何か一大事が発生して沖縄の基地反対運動が「一線」を越えたらやばいはず。もっと働きかけてほしい。


1月1日の地元紙社説。どんなもんか読んでみる。

沖縄タイムスは
琉球新報は

新報、新年早々、独立論にリンクしうる主張を出してきたな。「自己決定権が試される」と。

2018年・平成30年の沖縄は選挙イヤー。中でも2月投開票の名護市長選、11月の知事選は、普天間基地(飛行場)のキャンプ・シュワブへの移設統合が直接争点になるだけに、反対派にとっては重要局面。また、知事選までの間に実施される選挙も、前哨戦の意味合いを帯びてくるでしょう。

新報の社説が言う「試される」と指摘するものは、それらの選挙でしょうか。文中でも、選挙に触れたくだりで「民意が問われる」とあります。
そういえば、ここ数年の琉球新報、選挙で“オール沖縄”側の候補が当選した時、社説またはコラムで「自己決定権を行使した」と賞賛する趣旨の記述を見ることがありましたね。

ほかに…
琉球政府時代の沖縄のトップである行政主席の公選を求めたのに対して、米軍(民政府)がなかなか認めなかったことを「自己決定権を封じた」。あの当時のことだからね…。
その主席公選が実現、さらに復帰(返還)が実現したが、「憲法の基本理念がないがしろにされている」。あの、基地関係で意見の相違はあっても、沖縄がそこまでないがしろにされてるかというと…。

そして、最後の段落に「極み」がありました。
- - - -
明治改元から150年の節目の年でもある。この間の歴史を顧みる時、改元から11年後の1879年に日本政府が「処分」と称して琉球を併合し、主権=自己決定権を奪ったことに留意したい。
- - - -
日本が主権=自己決定権を奪った、と。
では、主権を取り戻して、何がしたいのか。

2017年1月、琉球新報は県民意識調査を元に、独立論にリンクしかねない主張をしました。
その後、世界各地の独立運動を追う連載企画をやりました。
琉球新報の年明けの新企画には、自己決定権・琉球独立絡みのものはありませんが、引き続き注意が必要です。


Twitterで流れてきたので、記録も兼ねて。

(財界さっぽろ2015年9月号)

2015年の記事ですが、今も新報は富田社長だから、スタンスはそれほど変化してないのかな。
ツッコミどころはいろいろあるのですが、ここは2015年の琉球新報の連載「道標求めて」に触れたくだり。財界さっぽろの記者が「テーマは独立だと思うが、社長が指示したのか」と問うと

「社内議論をした上での連載ですが、実際はそうです」

なるほど。
そして時が過ぎ2017年。クルド、カタルーニャ、バスク、グアムと世界の独立運動を追い、沖縄に重ね合わせる「民族の炎・自己決定権の闘い」という連載を新報はやりました。財界さっぽろインタビューでは「簡単ではない」「自立的な経済をどうやってつくり出すか」と語っていたのが、2年後には独立運動に踏み込んだ内容のものを出してきたのです(もちろん「民族の炎」の中でも経済に触れてはいる)。

そろそろ2018年の新企画を発表する頃合い。
何かまたやばいことやらないか、という懸念。