あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
2018年9月のツイートからピックアップした
「ツイまとめ」2018年9月号









[ツイまとめ2018年9月号]の続きを読む
知事選と同日投開票だったが、こっちも確認しとかないと。
宜野湾市長選。

(選管最終)
松川正則 26,214
仲西春雅 20,975

5000票以上の差で“佐喜真後継”の松川さん当選。
情勢調査では「競ってる」というものもありましたが、結果はそこそこ開きましたね。

佐喜真前市長の知事選出馬で発生した、今回の選挙。
早々と“佐喜真後継”を固めて臨んだ松川陣営に対して、オール沖縄側は誰にするかなかなか決まらなかった。ポイントはここですね。
オール沖縄側は、決まるのが遅れても、県議などネームバリューのある人なら互角に戦えたはずですが、ようやく決まった候補者が

誰やねん

でしたからね。
宜野湾との関係も、普天間第二小学校での米軍ヘリ部品落下を受けた“安全な空を守る条例”の制定要求に関わっている程度。
そりゃあね、知事選とのセット戦術で「デニー」との相乗効果を期待したとしても厳しいわな。

一方、松川陣営も危機感はあったようで。
地元紙の振り返り連載によると、応援や動員が知事選に注力されたせいか、総決起集会の会場は空席が目立っていて「これはいかん」となったとか。


“オール沖縄”が擁立した玉城デニーが当選した、2018年の沖縄県知事選。

佐喜真陣営の敗因は何だったのか。

辺野古の議論を正面からやらなかった?
…それもあるだろうけど、翁長前知事の弔い選挙の構図では、避けずに議論しても厳しい。

一時話題になった「携帯料金値下げ」?
…確かに「そこで言うことか」ではあるが、大きな要因かというと微妙。

自民・公明・維新・希望の幹部応援演説に嫌気?
…政府が介入している感じをを嫌う人はネガティブに映るかと。

でもね、別の要因があるはず。
それは、一部の佐喜真支持者の言動。
ぶっちゃけた言い方だと、「ネトウヨが佐喜真淳を潰した」。

所謂ネトウヨの主張・言動の中には、デニー陣営やオール沖縄、基地反対派をデマや根拠不明な言葉で攻撃するものがありました。
中国の脅威を訴えたいのはわかるけど、「デニーは中国の手先」「デニーが知事になったら独立する」というのは、飛躍してるな。
しかも、ネット上だけじゃない。実在空間でもそのような主張をする方々が複数いました。「銀の軽の街宣車」だけじゃない。

そういったものを見せられると、ガチガチの基地反対思想ではない、中間層の人々、さらに言うと普天間基地の辺野古移設を「やむなし」と思う人々も嫌悪感で離れていくでしょう。

そういったグループを佐喜真陣営が抑えられるか?
正直難しいでしょう。グループの名指しをせずに「デマや誹謗中傷はやめましょう」と声明を出したとしても、やる人はやるだろうし、それを見つけて諌めようものなら、逆に攻撃されかねない。

何だか、基地反対な方々に革マル派や中核派が潜んでる構図に似てるような。


引退発表からいよいよ1年。
安室奈美恵さんの“ファイナル”に向けて盛り上がってます。
20180908times-amuro.jpg
沖縄タイムスの本社ビルの壁で、これですよ。
実はステージ衣装などの特別展「namie amuro Final Space」を、タイムスと日テレが組んでやってるからだとか。

さらに
20180914kumoji-amuro.jpg
ゆいレール県庁前駅ホームに面した、パレットくもじの壁面にこれ。

さて、本題はここから。
安室さんを政治利用する動きが、ちらほら見られますね。
きっかけは、翁長知事(当時)の死去を受けて出したコメント。その文面から「安室奈美恵は辺野古新基地に反対している!」と解釈・利用するものです。

そりゃね、県民栄誉賞を授与された時の知事ですから、コメントも出します。
しかも授与の時点で膵臓がん手術後、病状が明らかになってました。そのがんが転移・進行して、国内では滅多にない「在任中の知事の死去」です。

また、芸能人が政治の分野の話をすることに対して、抵抗感が強い社会でもあります。
中でも普天間基地と辺野古の件はナイーブかつこじれまくりで、特定のイデオロギーによる“殴り合い”となっている面もあるので、何か言おうものなら、特定の勢力から持ち上げられ、また別の勢力から叩かれるのは、ほぼ確実です。

引退まであと少し。最後まで完走したい安室さん本人と周辺にとって、このようなことで利用され騒がれるのは、本望ではないでしょう。
安室さんの政治利用は、やめてもらいたい。


“沖縄版”統一地方選で、1番の注目選挙となった名護市議選。
定数が1つ減った26議席を争った結果は…

市長派(与党):13
オール沖縄(野党):13

見事に真っ二つとなりました。
改選前は与党13・野党14だったので、野党が議席を1つ減らしてます。
ただし、与党のうち公明党系の2人は“辺野古新基地”に反対しているので、普天間飛行場の代替施設に関しては「賛成・容認11/反対15」となります。

なので、どちらとも受け取れます。
新聞の見出しでも、打ち出しどころに違いが出ました。
沖縄タイムス:与野党同数
琉球新報:辺野古反対が多数

知事選にどう影響するのでしょうか。
また、議長をどちらが出すかで鍔迫り合いになりますね。議長を出した方は採決参加が1人減り多数決で不利になるので(名護は慣例で与党側から議長を出しているようです)。

【ちなみに】
皇太子時代の天皇陛下と皇后陛下が襲撃された「ひめゆりの塔事件」犯行グループのひとり、川野純治は順位こそ下だが再選。


2018年8月のツイートからピックアップした
「ツイまとめ」2018年8月号


いい朝8時や1990年代までのいいともの冒頭イメージw(放送してる局の羅列)

この2日後、「X-デイ」となる。

RT2000越え・いいね4000越えの自己記録更新。



[ツイまとめ2018年8月号]の続きを読む
いつでも「実行」できる状況だったものの、翁長知事の死去で知事選の日程が早まり、宙に浮いていた、普天間飛行場の代替施設(辺野古新基地)の建設に伴う埋め立て承認の撤回。
そのまま次の知事が決まるまで先送りという見方もありました。しかし、沖縄県は撤回に踏み切りました。

副知事の記者会見では「あくまで行政手続き。政治的意図はない」と強調していましたが、知事選に向けてあちこちで動いてる時期ですから、影響しますよね。意図はないと言いながら、謝花副知事は会見で玉城デニーに言及してますし。本当に政治的意図がなかったとしても、デニー支持者がこの決定を何らかの形で利用する可能性はあるでしょう。

あるいは、知事選で佐喜真淳が当選した場合に備えて、先回りで手足を縛っておく策。


2018年の沖縄県知事選は「佐喜真淳vs玉城デニー」

…かと思ってたら、ほかにも候補が出てきちゃったよ。
しかも3人も。 
(念のため五十音順で紹介)

渡口初美(とぐち・はつみ)
1935年生まれの83歳。本職は料理研究家で著書は多い。
1993年から那覇市議を1期、政治経験はあり。
知事選では「老いも若きも幸せに過ごせるまちづくり」を訴える。

南俊輔(みなみ・しゅんすけ)
1984年生まれの33歳。埼玉・飯能出身の営業コンサルタント。
「ミサイルや北朝鮮の脅威から沖縄を守らないと、日本を守れない」という姿勢。普天間の代替施設(辺野古新基地)では姿勢を明確にせず。

山口節生(やまぐち・せつお)
1949年生まれの68歳。佐賀・武雄出身の不動産鑑定業。
あちこちの選挙に出馬(中には告示前に辞退も)してきた、泡沫候補マニアなら知ってる人もいるはず(それでも又吉イエスやマック赤坂程の知名度は?)。
沖縄では「トランプと金正恩を和解させる」と表明。辺野古新基地は反対。

今のところ、名乗りを上げたのは5人。
このまま5人が出馬すれば、沖縄県知事選としては最多になります。
これまでの最多は、2002年と2014年の4人。
2002→稲嶺恵一、吉元政矩、新垣繁信、又吉光雄(又吉イエス)
2014→仲井真弘多、翁長雄志、下地幹郎、喜納昌吉
(この項追記。補足情報感謝)

とはいえ、規模の差はあれど4人の体制がガチで泡沫のいなかった2014年と違い、今回は「事実上の一騎討ち」でしょうね。
それとも、また泡沫級が出てくる?

さて、9月に入り、こんなツイートが流れてきました。
それ、今回ではありません。2014年の話です。しかも出馬は目前になって辞退してます。
確かに当時「独立」「独立したら米軍を撤去させて中国軍の基地を誘致」とは言ったけと、出馬しなかったので。それに出馬したとしても泡沫級。だって、この人のバックにいたとされる屋良朝助も泡沫の人ですから。

デマを潰しておきましょう。


実は、8月11日。「県民大会」というイベントに潜入してました。
基地反対勢力が実施する抗議集会の中でも、特に大規模なものを県民大会と称しています。
今回は普天間基地(普天間飛行場)の代替施設(辺野古新基地)の工事で、埋立の土砂投入が目前になったということで、いわゆる“オール沖縄”の中心組織・オール沖縄会議が主導しました。

しかし、今回は開催決定から本番までの間に、情勢が激しく動きました。
決定当時、翁長知事は「最終手段」である埋め承認の撤回を示しておらず、代替施設建設のために申請された希少サンゴの移植を許可したこともあって、一部の反対派の矛先が知事に向かっていました。
ですが、埋め立て承認の撤回に向けた行政手続きの着手を表明し反対派は歓喜モード。
いよいよ撤回へ全面応援…という局面で、肝心要の翁長知事の死去。
「怒り→歓喜→応援→追悼」と、目まぐるしい展開。

数日前にTwitterで簡易レポを出したので、ここでまとめておきましょう(再編集版)。
なお、身元特定を避けるため写真は撮ってません(賛同する極左過激派や大会をアジる行動右翼もいるので、何されるかわからん)。

[県民大会に見えた翁長知事の神格化と「県民大会のデフレ」]の続きを読む
知事に残されていた「最後のカード」を切ることになりました。
普天間飛行場のキャンプ・シュワブへの移設統合(またの名を辺野古新基地)に反対する、沖縄県の翁長知事は、基地建設のための埋め立て承認の「撤回」に踏み切りました。
現在は撤回に向けた前の段階、事業者からの「聴聞」に入る準備を始めたところです。今回だと事業者にあたるのは沖縄防衛局。
正式に撤回となるのは、聴聞のあとです。

埋め立ての承認は仲井真弘多前知事の時代に出されました。
翁長知事は、基地建設の根拠となったこの許可を無にしようとして、埋め立て許可の「取り消し」をしました。が、政府との裁判の末、最高裁で「取り消しは違法」の判決が確定、取り消しの手段は使えなくなりました。

建設を阻むために残された方法はいくつかありました。
しかし、稀少サンゴの採捕・移植など細かい方法ではこれといった手を使わず、基地反対派の矛先が知事に向きました。
そこで「取り消し」に近い大きな手段が「埋め立て許可の撤回」。
知事は撤回をすると表明しましたが、それから1年が過ぎても撤回への作業に着手せず、埋め立てに向け護岸の工事が進み、8月には土砂の投入。反対派の中には苛立ちがみられました。

7月16日の週には
suwarikomi20180717kenchomae.jpg
「さっさと撤回しろ」といわんばかりに、月曜から金曜まで県庁前で座り込みアピールがありました。

土砂投入までひと月を切った段階での、撤回に向けた行政手続きの着手。
工事を止めるのであれば、もっと早い段階でもできそうに見えますが、なぜ今まで引っ張ったのか。

[この時期の「埋め立て承認撤回」は知事選狙いにも読めるが]の続きを読む
FC2 Management