あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
「風前の灯」とまでは、まだ言えないけど、普天間基地のキャンプ・シュワブへの移設(辺野古新基地)に反対する勢力“オール沖縄”に打撃となる出来事が、また発生です。

オール沖縄勢力の中心組織「オール沖縄会議」から、ホテルなどを経営するかりゆしグループが離脱(脱会)しました。

理由は
○辺野古新基地反対を示すための県民投票実施を訴えたが、動きがない
○オール沖縄自体が特定のイデオロギー色が強くなった

翁長知事に残された、新基地を止めようとする手段「辺野古での埋め立て承認の撤回」。その手段を行使しやすくするための、民意を直接示す手段として、県民投票を求める声があります。しかし、県民投票は意見が分かれてます。

チャートっぽく整理すると
県民投票を
┣する
┃┃
┃いつやる
┃┣今すぐ
┃┣知事選と同時
┃┗必要だが議論を
┣慎重
┗しない(知事がすぐ撤回決断を)

かりゆしグループは県民投票の実施を求めてます。
一方、沖縄県議会の与党の対応は
実施しよう:議会会派おきなわ
有効だが、交通整理ができてない:社民、社大
県民分断のリスクがある:共産
割れてます。これでは進みません。新聞の投書欄でも、県民投票に賛成・反対の意見がいろいろ。
翁長知事の何らかの決断を求める声もありますが、今だと、埋め立て承認撤回、県民投票、いずれにしろオール沖縄内でしこりや火種を残しかねないです。

あと、脱会理由でイデオロギーの話が出たのは大きいです。
最初こそ「イデオロギーよりアイデンティティ」を標榜し、政党・思想の保守や革新の壁を越えて結集しました。
しかし、過去にも何回か書きましたが、翁長知事就任後、オール沖縄内の保守系政治家は次々と議席数を減らしました。翁長知事誕生の原動力のひとつとなった那覇市議会の会派は消滅。さらに2017年衆院選で仲里利信も落選。これでは、従来の基地反対スタンスな革新政党の影響力が大きくなるばかり。
日米安保や自衛隊を容認してる翁長知事ですが、それらに反発してる勢力が支持層内で大きくなると、手足が縛られます。知事自身が那覇市長時代に浦添市と進めてきた那覇軍港の浦添移設(一時期紆余曲折はあったが)も、革新政党は反対してますし。

共同代表だった金秀グループのトップの辞任に続く事態。
かりゆしグループは引き続き「翁長知事支援」とのことですが、金秀サイドや県民投票実施派との絡みで「元祖オール沖縄」vs「本家オール沖縄」の対立が発生という展開も想定できますが、果たして。


最近、このようなものを入手しました。

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名護市のキャンプ・シュワブで工事が進められている、普天間基地(普天間飛行場)の代替施設、人や見方によっては「辺野古新基地」ともいう、その反対派のチラシ。海上での阻止行動への参加を呼びかけてます。

よく見ると
2018040100515186e.jpg
阻止行動班(作業の直接阻止を目指す行動)
バナー抗議班(制限区域外でバナー等を使い抗議行動)

直接阻止か。制限区域内に入る気満々ですね。
とはいえ、カヌーなので、何らかの飛び道具を持参するのは難しいし、現地の警備もいますし。ただ、カヌー阻止行動班の数が警備のボートや人員を上回る展開になると何が起きるか。もしかすると、それを考えてるのでしょうか。

裏もあります。
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抗議に参加したいけどカヌーの経験はない…という人のために、カヌー教室をやってますよという案内。

よく見ると
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カヌーの連絡先の人の名前が「キム」。
個人情報保護と嫌がらせ防止のためフルネームは伏せますが、韓国系のような名前でした。
(非韓国・朝鮮系でもファーストネームが「キム」の例がアメリカや英国などにあるので注意)
外国人出ていけとは言いません。でも、留意事項にはなるのかな。この人の交友関係次第では。


名護市辺野古のキャンプ・シュワブと付近の海域で工事が進む、普天間基地(飛行場)の代替施設。「辺野古新基地」ともいわれるアレ。
その基地計画を阻止しようと、翁長知事や知事を支援する“オール沖縄”が、いろいろなことをやってます。

その阻止手段のひとつ。沖縄県が政府を相手に起こした、岩礁の破砕を伴う工事の差し止めを求めた裁判。
那覇地裁の判断は…「審判対象にあたらない」と県の要求を却下しました。
判決が出るまでの「破砕行為禁止」を求めた仮処分も却下です。

まあ、そうなるよな、と。県は控訴をするでしょう。
それに、現状は護岸の工事もある程度進んでますし。
そろそろ何らかの落としどころを探ってもいいと思うけど、翁長知事サイドは頑なですね。
そもそも普天間を辺野古に移すのは、それ単体ではなく、沖縄にいるアメリカ海兵隊の一部をグアムに移し、嘉手納基地よりも南の基地・施設の多くの返還を伴うものだったよね。
普天間・辺野古に固執するあまり、大きな負担軽減を見逃してないかな、というわけです。


普天間飛行場の代替施設(辺野古新基地)に反対という目的でまとまり、活動し、翁長知事を誕生させ支えてきた“オール沖縄”。
その屋台骨に影響を与えそうな出来事が発生しました。

金秀グループの呉屋守将会長(「呉屋守將」とも表記されるので、両方書いておのうね)が、オール沖縄の運動体組織「オール沖縄会議」の共同代表を辞任しました。
報道では、名護市長選の敗北の責任を取るというもので、辞任後も辺野古新基地反対のスタンスで翁長知事を支えるとのこと。オール沖縄会議からは慰留や顧問就任の打診もありましたが、それも固辞しました。

選挙で敗れた責任ねぇ。
呉屋会長なりのけじめのつけ方とも取れるけど、選挙結果って、呉屋会長だけが詰め腹切らされるようなものではないように感じるなぁ。責任取って何らかのポストから退くのであれば、革新政党側の人じゃないかな、と。
そうなると、「呉屋会長がオール沖縄から抜けたor距離を置き始めたのでは?」という見方もできます。
辺野古新基地阻止の姿勢は変わらないとしています。しかし、今後の活動について気になる点がひとつ。

「沖縄の過重な基地負担に理解を示す、自民党の国会議員の後援組織をつくる」

ふーん。理解を示す人を支えるとはいいますが、自民党は普天間の代替施設を進める立場です。
自民党の中でシンパを増やして方針を転換させようという策のように見えますが、代替施設の工事は護岸部分にとりかかり、着実に進んでます。仮に1年以内に自民党の国会議員の過半数を「辺野古新基地反対」に転換できたとしても、その頃には埋め立てに着手してるはず。時既に遅し、か。それに、代替施設はアメリカも関わるので外交案件。簡単には転びません。

だとすれば、その後援組織はどういうものか。辺野古は阻止できなくても負担軽減につながる新たな道を模索してるのか。

“オール沖縄”と標榜してますが、オール沖縄と共同歩調を取った保守系議員が相次いで議席を失い、従来の“基地反対系”革新政党の共闘と変わらなくなってきていました。
そこに、オール沖縄における経済界・保守系の重鎮が要職兼看板ポジションから離れる展開。

オール沖縄が“オール”ではなくなる決定打でしょうか。
看板・理念が、実態とそぐわなくなった瞬間。


名護市の米軍基地キャンプ・シュワブへの普天間飛行場の統合。
そんな「辺野古新基地」ともいわれる計画に反対を掲げ、あらゆる手段で阻止すると表明している翁長知事ですが、またひとつ基地反対派の外堀が埋まるイベントが発生しました。

防衛省の出先で工事にも関わる沖縄防衛局が申請していた、埋め立て海域で見つかった稀少サンゴ「オキナワハマサンゴ」の特別採捕許可。
沖縄県が許可を出しました。

知事は「新基地」を阻止する手段のひとつとして、サンゴの採捕許可を挙げていたのですが、結果は阻止ではなく許可でした。
反対派にとっては、埋め立て土砂の海上輸送に次ぐ痛手であり、期待してたはずの知事が「思ってたのと違うことをした」結果です。人によっては「また裏切られた」と感じてるかも。

知事サイドとしては、ここで不許可にしたとしても、防衛局の不服申し立てから裁判に持ち込まれては勝ち目がないと判断したのでしょうか。あるいは、知事側が出す切り札を、おそらく最大級の「埋め立て承認の撤回」に絞って切りどころを考えているか。
しかし、現場である名護市の市長選で知事側は負けました。世論調査などの根拠を元に、知事は「民意の多数は新基地反対」としてますが、主張のベースが弱くなったのも事実。

翁長知事支持者・基地反対派の間では、
「意思を明確に示すために県民投票を」
「県民投票する時間はない。今すぐ撤回を」
と意見が割れてます。
そして11月には知事選。

“オール沖縄”は破滅に向かうのか。あるいは。


2018年1月のツイートからピックアップした「ツイまとめ」2018年1月号。



アタック25の年明け初回はテレ朝系列の局アナ大会。テレ朝系列は名前に「朝日」がつく局が多い。

ベッキーに関する件。ちなみに現時点でも沖縄で放送はしていない(2月17・18日予定)。



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接戦・激戦といわれてはいたけど、こうなったか。名護市長選。

(選管最終)投票率76.92%
渡具知武豊 20,389
稲嶺進 16,931

新人の渡具知さん当選。
前回自主投票の公明党が渡具知陣営についたとか、維新もついたとか、渡具知陣営の総力戦とはいえ、稲嶺陣営に有利な要素が多数あったんですよね。
○ひと月3回の米軍ヘリ不時着
○普天間でのヘリの窓落下
○高江での不時着炎上
○状況は不透明だが基地反対派は「米軍のヘリが落とした」としてる、保育園の屋根で発見された部品
○南城市長選での“オール沖縄”候補の勝利

しかし、蓋を開ければこの差。稲嶺、渡具知どちらが勝つにしても、選挙期間中にいわれた接戦展開が本当なら1000票差はない、あるいは南城みたく100票差もない展開も考えられたんですが、3000以上とな。
ねるとん紅鯨団風に表現すると「大!どん!でん!返し!」
そういえばBrexit(EU離脱を問う英国国民投票)みたいという評価もあったね。

稲嶺支持者や基地反対派からは「辺野古を争点から隠した」と批判や恨み節が聞こえますが、忘れてはいけないのは、これ、地方自治体の選挙なんですよね。地域の課題をどうするかが重要。そこを稲嶺陣営はアピールできていたのか。
伝え聞くところでは、産業、インフラ、医療、ごみ収集16分別の見直しなど。

ところが、稲嶺陣営で、大黒柱たる翁長知事から出たのは「辺野古新基地反対」と「パンダ誘致」。客寄せパンダではなく、本物のパンダ。
なめとるわ。(パンダについては別にまた書く予定)

地域のことから国政レベルのことまで、特に注目されやすい街のリーダーです。
お仕事しっかりとね。


2018沖縄大選挙イヤー、序盤の大一番は名護市長選。
1月28日告示・2月4日投開票。予想外の出馬表明もなく、「現職/オール沖縄」と「新人/国政与党」一騎討ちの選挙となっております。

[届出順]
稲嶺進(いなみね・すすむ)【推薦】民進、共産、社民、自由、社大【支持】立民
渡具知武豊(とぐち・たけとよ)【推薦】自民、公明、維新

普天間基地(飛行場)のキャンプ・シュワブへの移設統合も絡みます。
様々な情報や情勢読みがありますが、どうやら“激戦”のようです。
激戦の大きな要素と考えるものは、前回の2014年はどちらにもつかず自主投票だった公明党が、自公の枠組みで新人渡具知陣営に推薦でついていることでしょうか。公明がついてるということは、創価学会の会員票や会員の友人知人票(巷ではF票ともいわれる)の動きも影響しそうです。現職の稲嶺市長も、学会員の“良心”に期待するような言動をする程。

ですが、稲嶺市長は2期やってます。最初の出馬時の2010年も、自公推薦候補(当時現職)との対戦で、当選しました。
ただ、2010年は大きな変化要素が複数ある点にも留意が必要です。
市内で保守系の一部が稲嶺陣営についたこと。
民主党中心の連立政権が国政与党となり、「普天間は最低でも県外」と言った鳩山首相が就任してまだ年月が経ってないこと。
そして、鳩山首相が方針を転換する前で、「普天間は県外に」を期待する空気が支配していたこと。

あれから時が過ぎ、新基地反対を掲げた稲嶺市長で2期8年やってきたが、阻止するどころか基地本体の工事も始まってる現実があります。

基地以外も「どうするか」議題や課題があります。

さあ、どうなるか。


沖縄での鉄道整備構想(鉄軌道計画)で、ルート選定に動きがありました。
7つの案から、検討委員会が推奨ルートを選定しました。

【7つの案とは】
A案:那覇~嘉手納~恩納~名護
B案:那覇~嘉手納~仲泊~金武~宜野座~名護
B派生案:那覇~嘉手納~仲泊~石川~金武~宜野座~名護
C案:那覇~普天間~ライカム~コザ~具志川~石川~恩納~名護
C派生案:那覇~北谷~コザ~具志川~石川~恩納~名護
D案:那覇~普天間~ライカム~コザ~具志川~石川~金武~宜野座~名護
D派生案:那覇~北谷~コザ~具志川~石川~金武~宜野座~名護

選ばれたのは、C派生案でした。

人口集中地帯とリゾート地帯を両方カバーするなら、CかC派生だよね。
Aはリゾート需要や那覇対名護では理想的だけど、沖縄市とうるまの人口10万人越え都市を2つもスルーするもったいなさに加えて、嘉手納基地付近をどう通すかが難しい。
北部で東海岸を通すB案やD案は、辺野古の普天間基地代替施設(辺野古新基地)とバーターで振興手段を…とする手法も考えられますが、今の県政ではまずそのようなことはしないし、まずリゾート需要に応えられない。

C派生では、地下区間となる那覇から宜野湾の間は、海岸部の国道58号と内陸部の国道330号のどちらかを想定してます。北谷を通過するなら、58号ではないかなとは思うところ。
普天間基地の移転後の跡地を通すと、目玉にはなるでしょうが、まあ、これは基地が移転しないことにはね。もし翁長知事が2期目に入って現在の姿勢を続けるならば、可能性はさらに遠のくだろうし、余程のことがないと。

現在は検討委員会が7案から選んだ段階で、今後沖縄県案として最終決定されるのですが、まだまだ課題はあります。
費用総額や負担割合、補助金は?
建設と運営の分離(上下分離)はできるのか?
上下分離が実現するなら、運営会社は?
普通鉄道?鉄輪リニア?LRT?
バスやゆいレールとの連携は?

さて、どうなる。


2017年12月のツイートからピックアップした「ツイまとめ」2017年12月号。

ただし平昌冬季オリンピックの期間中なので、TBSの放送担当編成次第では…。


めちゃイケの数取団。番組内でランウェイの単位は「メートル」。


↓上記ツイートを受けての感想



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