あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
異例の3月開催が、風雨をくらっちゃった。
2019年の普天間飛行場「普天間フライトラインフェア」
去年(2018年)はいなかった嘉手納の空軍が

futenma2019flf-f15c-005.jpg
いましたよー。

さて、今回展示のF-15。
展示中にちょいと注目の場面がありました。
futenma2019flf-f15c-001.jpg
操縦席後方で何かやるために上がった兵士が、操縦席左側にある収納ステップを使ってたんですね。
これは下りようとしてるとこ。

futenma2019flf-f15c-002.jpg
上の方の、左手をかけてるところもステップ。

futenma2019flf-f15c-003.jpg
着地したら、下に伸びていた棒状の足かけを…

futenma2019flf-f15c-004.jpg
がちゃり(収納完了)
「こうやって乗るんだ」と来場客も感心。

futenma2019flf-f15c-006.jpg
この写真の右側にちらっと見えてますが、嘉手納からはKC-135空中給油機も参加してました。


異例の3月開催が、風雨をくらっちゃった。
2019年の普天間飛行場「普天間フライトラインフェア」
そんな中で目玉だった“陸上自衛隊参戦”。

CH-47JA以外に
futenma2019flf-uh60ja-001.jpg
汎用ヘリのUH-60JAも来ました。形式名から「ロクマル」とも呼ばれます。
機体番号43119(JG-3119)
もちろん那覇第15旅団・第15ヘリコプター隊所属。

futenma2019flf-uh60ja-002.jpg
内部も公開。
那覇駐屯地陸自祭では長蛇の列なので、普天間ではゆっくり。

futenma2019flf-uh60ja-003.jpg
海兵隊のグレー迷彩で慣れた普天間で、緑&茶の陸自迷彩という新鮮さ。


futenma2019flf-uh60ja-004.jpg
雨の中、やはりこいつも
「水も滴るいいロクマル」


例年は夏開催なのが、2019年は3月開催。
普天間飛行場の一般公開「普天間フライトラインフェア」。
9・10日の2日間とも雨や強風の影響で飛行展示とりやめ、夜の花火もなし、初日に至っては大雨で夕方打ち切りという、イベントとしては散々な…

いや、目玉がありましたよ。
futenma2019flf-001.jpg
入場ゲートのすぐ近くに展示されていたMV-22(オスプレイ)のとこから、よく見ると

futenma2019flf-ch47ja-001.jpg
普天間に陸上自衛隊参戦w
那覇第15旅団・第15ヘリコプター隊のCH-47JA(通称チヌーク、機体番号52970、またはJG-2970)じゃないですか。

futenma2019flf-ch47ja-002.jpg
近年の那覇駐屯地イベントでは地上展示がなかったので、間近で見られるいい機会。米軍の人も多数見物に来てました。

futenma2019flf-ch47ja-003.jpg
間近で…ということで、後部の車輪。
重量かかる場所のはずなのにシングルのタイヤ。よく支えられてると感心。

futenma2019flf-ch47ja-004.jpg
前の写真から約1時間後、雨がさらに降って「水も滴るいい男」状態。
進出速度と行動半径で優位なオスプレイ、積載量で優位なチヌーク。対比を確かめるいい機会となりました。


2017年の“最初の休止”の時も写真でプレイバックなネタやったなぁ

…ということで、「能勢伸之の週刊安全保障」で採用された写真。
2017年10月以降のもので。

2017年11月

写真って言っといて、いきなり動画かよw
陸自那覇駐屯地での訓練展示。動画も募集してたので、やってみた。


2017年12月
churaair2017-scramble-back-1209-1409.jpg
祭りの最中に緊急発進が頻発した、空自那覇基地のイベント。
実弾ミサイル搭載の戦闘機で注目を集めました。

2018年4月
bonhomme-richard201804-19.jpg
ホワイトビーチフェスティバルに大物参戦。
強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」本国帰還前の最終興行?

2018年7月
futenmaflf2018-001.jpg
2015年以来の参戦、普天間フライトラインフェア。

futenmaflf2018-burger.jpg
週刊安全保障の投稿写真名物、基地イベント発の“飯テロ”
普天間からは肉2枚「熱盛!」バーガー。



2018年12月
churaair2018-f4kai-07-8428-01.jpg
F-35Aに置き換え目前、第302飛行隊のF-4EJ改。
特別カラー機が、古巣の那覇へさよなら興行。


2018年12月22日
沖縄県那覇市 自衛隊沖縄地方協力本部で放火

2019年1月16日
沖縄県名護市 海上保安庁のゴムボート(複合艇)に放火(現行犯逮捕)

この2つの事件、容疑者が同一という話ですねぇ。
しかもタイムスの記事で「県外の活動家」と書かれる程。

まだ容疑の段階ですが、つまり、普天間飛行場の名護市辺野古への移設(辺野古新基地)の件で、移設に反対する勢力の中から、過激な活動家が沖縄で破壊行為を…という段階なわけです。

基地のゲート前にブロック積んで塀を作って往来・出入りを妨害しておいて「表現だ、無罪だ」なんて言ってた反対派のみなさんには打撃でしょうね。
そして、今後このような過激な抗議が続くと、ろくなことはありません。

過激な方々は切り離して、固定観念をとっぱらって、
もっと建設的な方向性で解決に向かいましょう。


事前の県議会各会派代表の協議では決まっていた、普天間飛行場の移設・埋め立てに関わる県民投票。
ところが、本会議で波乱がありました。
自民党の一部県議が反発し、当初予定の「全会一致」が崩れました。しかし、前回は反対に回った公明も含めて可決となりました。

代表に一任するなど事前調整してなかったんかね?とも思うけど、反対や退席した議員にとっては、県民投票そのものに反対している側へのポーズでもあったのかなと邪推。実際、県民投票への反対決議が通った議会もあったからね。

全会一致が崩れたことでどうなるかと思われていた、不参加を表明していた、うるま、沖縄、宜野湾、宮古島、石垣の各市長も投票事務の受け入れ・実施を表明。
ひとまずごたごたは収まりました。

とはいえ、これからも課題はあるよね。
議論や意見の表明ができるのか。
新基地反対派を中心とした県民投票推進派の言動とかも。


「3択」で決着したようです。

普天間飛行場のキャンプ・シュワブへの移設にかかわる県民投票。一部自治体の反発で全県実施ができなくなる可能性が出てましたが、選択肢を
「賛成」
「反対」
「どちらでもない」
に増やすことで、沖縄県議会の全会派が合意。臨時の議会で正式に可決される運びとなりました。

巷の報道では「全県実施を求める声に押された」とあります。
でも、県民投票を推進したグループにとって、「しっぺ返し」「ツケが回ってきた」ですね。

「いっぺん直接意見を聞こうか」という、直接民主主義のツールである住民投票を、「新基地反対」のアピールに利用しようとするかのような行為。その一方、批判や反発に対しては民主主義の看板を掲げて「民主主義を尊重しろ」「投票機会を奪うな」「憲法違反」「裁判だ」と、マウンティングというかポリティカル・コレクトネスともとれる言動の数々。
ところが、投票事務の実施を拒んだ市長から「選択肢を増やすなら」という指摘や県民投票の主導者のハンストがあって以降、事態は急展開。
「民主主義を尊重しろ」「投票機会を奪うな」といった言動が、結果的に県民投票を「新基地反対をアピールする道具」から「直接民主主義のツール」に近付けさせた形でしょうか。

知事サイド、与党、野党ともに妥協した形での決着。

とはいえ、今後も注意は必要かな。
果たして「議論する空気」ができるのか。
知事や投票を実施する側が公平・中立性をもって行動できるのか。


工事で使う重機の鍵穴が潰されたり、燃料タンクに異物が投入されたりと、普天間基地を名護市のキャンプ・シュワブ(またの名を辺野古新基地)へ移す工事を巡って、犯罪レベルの妨害が発生しました。
自衛隊沖縄地方協力本部への放火も、一見すると関連性は低いですが、辺野古の工事に関わっている沖縄防衛局の事務所が入居していることから、疑いを払拭できません。

重機や自衛隊放火の件は、容疑者の逮捕には至っていません。
しかし、やばさのランクが上がりました。

名護で、海上保安庁のボートが放火されました。
現場は、辺野古ではなく西海岸の名護漁港。警戒中の警官に見つかり、容疑者は現行犯逮捕。ボートは底を焼損。

そのボートは、こんな感じですね。
pl13motobu-2017hari-12.jpg
(2017年5月撮影)
側面はゴム、底が強化プラスチックでてきた「複合艇」というタイプです。
辺野古での洋上警備でも使われています。

「辺野古ではなくて名護漁港?」と疑問に感じる方もいると思います。
これはおそらく、埋め立て土砂の積み出しに使っている琉球セメント桟橋の周辺で警備をしている可能性があります。
セメント桟橋でも反対派がカヌーに乗り抗議や妨害をしてますから。

現時点で容疑者は黙秘しており、厳密には辺野古との関連はわかりません。
ただし、疑われかねない出来事が続けて発生し、しかも警備担当への物理的攻撃となってます。反対派は「破壊行為はよくない」と、身内だけでなく外部の人でもわかるように明確なメッセージを出さないと、ますます疑われますよね。

抗議が過激な方向にエスカレートしないか心配なこの頃。


民主主義の観点から、手段としての「住民投票」は重要。
だけど、制度ややり方などに疑問があり、批判せざるを得ない、普天間基地の移設工事に伴う埋め立ての是非を問う“形になっている”沖縄での県民投票。

新基地反対派のアピール手段のような性質を帯びてる現状から、「いっぺんみんなの意見直接聞こうか」という形へ、民主主義の手段としてより多くの県民に参加してもらえるように改善する提言を、前のネタでまとめました。

しかし、知事や県政与党、オール沖縄勢力がこのような改善をするかというと、正直期待できそうにありません。
埋め立ての土砂が入り、非合法な手段でなければ何でもやるモードに入ってますからね(代表例はホワイトハウスの請願サイトで署名集め)。

もし改善がなされず、今のまま県民投票が実施されそうなら、どうするか…。

まず、不参加を表明した沖縄市、宜野湾市、宮古島市。議会で否決されたが態度を表明してないうるま市と石垣市。

投票事務をやっちゃってください。

議会で投票事務の予算執行が否決され不参加を表明した市では、訴訟に向けた動きのほか、市長や反対に回った議員のリコールはどうかと提起する大学教授まで出ています。
オール沖縄と意見が違うだけで叩かれないがしろにされる上に、「民主主義の敵」とレッテルを張られたら、叩かれるどころか“排除”されかねません。
今の状況でリコールから選挙となれば、“非オール沖縄”には勝ち目がありません。その先の、市町村長や市町村議会もオール沖縄が圧倒的多数派になった状況を想像すると、不安しかないです。

異なる意見に対する排他性。
妥協点を探ろうとしない硬直性。

これでは解決も何もありません。
そんな“オール沖縄”に沖縄が呑み込まれることは、県民投票で「反対が圧倒的多数」の結果が出ることとは比べ物にならない深刻な事態です。
なので、投票事務は引き受けて県民投票を実施しちゃってください。

ただ、投票事務をやると表明する場で「民主主義を尊重して県民投票を実施する」と表明しながら、「民意をくみ取るとは思えない選択肢設定など、あのような条例を作るのはけしからん」と批判したり、「知事や県職員は中立の立場を尊重した言動を」と注文をつけるのはどうでしょうか。

あとは有権者レベルで棄権・白票・無効票で「一方の意見の勢力のパフォーマンス道具にされた住民投票」に批判の意思を示すのもありかな。


米軍の普天間基地(普天間飛行場)をキャンプ・シュワブに移す工事。“辺野古新基地”ともいわれる件。
これに関して、2月に実施されるのが、工事に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票。
2018年10月に沖縄県議会で条例が成立、県側での準備に加えて、各市町村でも予算など準備が進められて…という段階のはずですが、ここでひと悶着となってます。

県民投票の実施に必要な予算が自治体の議会で否決されたり、自治体のトップが投票事務をやらない(=不参加)と表明する事態が複数発生してます。

これを巡る、いろいろ不安に感じる話です。

[沖縄での県民投票が「民主主義の手段」になっていない]の続きを読む
FC2 Management