あなたに見えてる沖縄は、見たままのものとは限らない
このネタのつづき

名護市辺野古で工事中の、普天間基地の代替施設をめぐる埋め立ての是非が争点となった、沖縄での県民投票から1年が経過。
そういえば、と思ったのが

「普天間基地(飛行場)の代替施設辺野古に作らない」という条件をクリアするなら、どのような解決方法があるのか。

嘉手納基地への統合、嘉手納弾薬庫の敷地利用、キャンプ・シュワブの陸上部分など、ここに至るまでいろいろな案が検討され否定的な結果が出たのに「何を今更」と思いそうな話ですが、大浦湾側の地盤など以前は見えなかった課題が表面化しており、かつてのボツ案も含めて「もしも」を想定するのも悪くないのかな?というわけです。

嘉手納弾薬庫
かつて検討されたが消えた案のひとつ。航空管制の面でアメリカ空軍側が難色を示した嘉手納基地への統合よりはよさそうに見えますが、原野が残る敷地内の野生生物や、近くにあるダムも絡む水資源の保全が課題に。

キャンプ・シュワブの陸上部分
海側が駄目なら陸の方で、とも考えるところ。ですが山を切り開く形になるので金や工期はかかるし、土砂の川や海への流出を抑える対策も必須。それに、普天間の移設の検討が始まった1990年代後半と違い、辺野古の陸側には沖縄工業高専があり、そのへんでも難しそう。

九州のどこか
新田原が候補に上がったこともあるけど、アメリカ海兵隊の運用と性質上、地上部隊と地上部隊を輸送する航空部隊を大きく離すのは困難。普天間を移すイコール沖縄にいる海兵隊の大半を移すことになる可能性が高いので、それを受け入れられるのか。「沖縄が負う大きな負担を分担しよう」と受け入れを表明する自治体が出てきたらそれはすごいわけで。
とはいえ、九州のどこかが受け入れていいよと手を上げても、沖縄から離れることをアメリカが嫌う展開もありそう。九州だと、東アジアの火種スポットのうち朝鮮半島には近くなるけど、台湾や南シナ海から遠くなるから。

フィリピン
台湾と南シナ海を睨むならいい立地なんですが、憲法の規約上、外国の軍がフィリピンに基地を置くのはハードルがすごく高いです。さらに、ドゥテルテ大統領の就任後はアメリカとの関係がぎくしゃく。「沖縄にいる海兵隊を持ってきたいがいいか?」と交渉の場を設定すること自体が困難。

どれも本当に難しいです。いわゆる「いかがでしたかブログ」のように「いかがでしたか?普天間基地の移設先を辺野古以外にするのは非常に困難なんです」と皮肉を込めた表現もしたい程。
中でも沖縄県内で移す案は、どこであろうと反対派の反発は避けられません。

反対派の中には、イデオロギーや感情的な軍隊への反発を元にした基地撤去論ではなく、海兵隊の活動や中国軍の能力などさまざまな視点から「沖縄に海兵隊を置く意義は低下している。だから辺野古新基地反対・普天間撤去」と訴える声もあります。
ですが、その主張も「そうだそうだ普天間撤去だ」と安易に乗っかるのではなく、実現の可能性など吟味・批評されないとね。合理的に論理を構築してるように見えて、実は辺野古新基地反対の結論に持っていくために「見ないふりをしているもの」が隠れてる可能性がないとはいえません。

頭の体操はしてみたけど、結果は「辺野古の埋め立てはNG」と「普天間の代替施設を県内で」という式を解くのが非常に難しいというものになります。
東アジアの中の紛争の火種なエリアと沖縄の位置関係も、式を解くのを難しいものにしてます。
県民投票の“民意”を酌んで、どうしても辺野古が嫌というなら、普天間の返還まで期間がさらに伸びることや県内移設も呑んで協議に臨む姿勢を沖縄側が見せてもよさそうなんですが、現状そうはなりません。対話で解決といっても、そこに交渉や妥協、折り合いをつけるといったものは見られず、反対・撤去以外認めないようなものですから。

こうしていたずらに時は過ぎ、辺野古にできて移されるのかな。
あるいは、反対派の中から過激な行動に出る人が増えて、辺野古が一昔前の三里塚状態になるのか。


1年前の2月24日の沖縄。県民投票がありました。
争点は名護市辺野古で工事中の、普天間基地の代替施設をめぐる埋め立ての是非。
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(写真は2018年撮影の普天間基地)

あれから1年。今はどうなのか。そして今後はどうなるのか、どうする方がいいのか。考えてみませんか?
結構な長文ですが、お付き合いいただけると幸いです。

【おしながき】

結果おさらい


まずは投票の結果をおさらいしましょう。

【投票総数と投票率】
投票総数 605,385
投票資格者数 1,153,591
投票率 52.48%
【結果】
賛成 114,933
反対 434,273
どちらでもない 52682
無効 3,497

特定の政策の是非を問う住民投票の場合、選択肢は「賛成か反対」が定番ですが、紆余曲折があって「どちらでもない」の選択肢が追加されました。
投票総数のうち約71%が反対に入れてます。

反対の声の大きさをどう見るか


「反対が多かった」という結果になりました。

ただ、気になるのが投票率。
基地反対派が気にしていた50%を少し越えたところの数字でした。そして52.48%のうちの約71%ですから、投票資格者数に占める比率で言うと、反対票は半数を越えていません。投票された反対票の数が投票資格者数でも過半数を越えていれば、反対の声の大きさはもっとインパクトを持っていたはずです。

ですが、「投票資格者数では半数に達していない」からといって、反対の声をおざなりにしていいものではないですね。
この件に関連してツイートしたところ、「選挙で選ばれだ政権与党に「投票率が低いから、国民に支持されたとは言えない」って言うのと同じロジックだ。」という指摘をもらいました。投票された票の中では「反対」が多かった結果は結果ですし、投票しなかった人の賛成か反対かの意思を知る方法はありません。

巷では約71%が反対だったことをもって「県民の7割が反対」と思ってる人、あるいはそのように拡散したい人もいると思います。ですが、数字を用いるのであれば「県民の7割」ではなく「投票総数の7割」。ここ注意。
とはいえ、反対の声や意思をないがしろにしていいわけではないですね。確実に存在してます。その上でどうするかを考える必要があります。あまりに強行しすぎると、無関心な人や「やむなし」と辺野古への移設を容認してる人の心象を悪くしかねません。


[県民投票から1年で考えてみる:打開には双方のギブ&テイク]の続きを読む
2019年に毎日更新体制をやめ、以前のような年間振り返りネタもできなくなりました。
でも何もないのもなぁ…ということで、各月の写真を使いつつ振り返ってみましょう。

【1月】
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ビル増築や滑走路など沖縄再開発シリーズの那覇空港案件を現地確認してる合間に見た、ANAの777-300。垂直尾翼の根元付近の塗装が剥げてる

【2月】
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2017年3月の新日本プロレス沖縄大会で頸髄を損傷した本間朋晃選手。試合自体は2018年5月に復帰してましたが、この月、沖縄でのリングに戻ってきました。
メインの6人タッグマッチで、得意技「こけし」からのフォールで勝利。この場面を生で見ることができて幸せです。

【3月】
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例年の夏開催から3月に早まった普天間基地(普天間飛行場)一般公開イベント「普天間フライトラインフェア」。陸上自衛隊のヘリが来たし、J2に昇格したFC琉球との対戦を翌日に控えた愛媛FCのサポがオスプレイで記念撮影をする場面にも遭遇。

【4月】
ホワイトビーチフェスティバルで一般公開された護衛艦「ちょうかい」。
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乗ってすぐ…「ちょうかい」違いw

【5月】
作家の神野オキナさんのツイートにつられて首里へ。
見つけたものは
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首里劇場。ただし上映作品は見ていないw
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その道中に見たこれが、最後に見た首里城正殿の姿となりました。

【6月】
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牧志第一公設市場の建て替え移転前に、名物「持ち上げ」を体験。


[写真で振り返る2019年]の続きを読む
平成31年から令和元年へと変わった2019年。どのような年でしたか?
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論争、紛争、災害、吉報、悲報いろいろ。

そこで、今年を振り返ってみましょう。丁度重大ニュース(十大ニュース)とか出る頃合いですし。
コンセプトは「沖縄をマニアック視点で」。

【おしながき】

沖縄2紙のトップ10


まずは参考値として、沖縄の主力2新聞のトップ10ニュースをおさらい。
1 首里城火災
2 県民投票
3 辺野古
4 オリオンビール買収
5 観光客1000万人突破
6 ゆいレール延長
7 米軍の事件事故
8 西武山川2年連続本塁打王
9 国政選挙オール沖縄連勝
10 組踊300周年

1 首里城火災
2 県民投票+国政選挙オール沖縄連勝
3 観光客1000万人突破
4 ゆいレール延長
5 オリオンビール買収
6 セブン・パルコ進出
7 人間国宝
8 西武山川2年連続本塁打王
9 米軍の事件事故
10 宮古と石垣の地方自治いざこざ

首里城が1番は当然。
ぱっと見の印象、タイムスは「堅苦しい」。辺野古関連が連続で上位に来るし、セブンがランク外だし。新報はセブンが入ってるけどピンとこないものもある(人間国宝は伝統芸能分野なので価値は相応にあるけど)。


[2019年の沖縄をマニアックに振り返り]の続きを読む
15年も経つと、当時の記憶があまりない大学生もいるのだろうね。
沖縄国際大学に米軍のヘリが墜落してから15年。

あまり記憶にない方のために、概要を紹介。
2004年8月13日。14時15分頃、米軍の大型輸送ヘリCH-53D(今普天間にいるCH-53Eの前のモデル)が沖縄国際大学の構内に墜落。墜落時に1号館に接触、壁面が炎上しました。住宅地への米軍機の墜落は、1972年(昭和47年)の復帰後初。
乗員4人のうち3人が負傷しましたが、負傷者はその3人だけで、民間も含めて死者は0でした。しかし、死者0は本当に奇跡的です。墜落直前に破片が落下したほか、破片が家のドアを突き破り、外れたローターが駐車中のバイクを直撃しました。

沖縄ではこの事故で大騒ぎでしたが、世間はアテネオリンピックが始まったばかりに加えて、近鉄・オリックス合併のプロ野球再編騒動の真っ只中(しかもこの日に巨人で一場裏金問題)で、ニュースとしてはかき消されてしまいました。

あれから15年。
事故の前から普天間飛行場(普天間基地)を移す動きはありますが、もつれ、遅れて、今も埋め立てている段階です。
普天間に常駐する機体の事故は、この墜落のあとも起きてます。名護でのMV-22大破、東村高江でのCH-53Eの不時着炎上、普天間第二小学校へのCH-53Eの窓落下。昔からのトラブルに由来する感情的なものもあってか、宜野湾市の緑ヶ丘保育園の屋根で部品が見つかった件のように、本当に米軍機によるものか判明していないものでさえ「米軍機の事故」と喧伝されてます。Wikipediaでも、ほかの米軍機の事故は「事故」なのに、沖国の墜落事故は「事件」と書かれています

※緑ヶ丘保育園の件に関しては、保育園の運営母体の教会の関係者が基地反対運動に積極的な点にも留意。ただし保育園に対する誹謗中傷はいけません。現状は「本当にヘリから落下したのか、自作自演か、第三者のいたずらか」も判明してないので。

負担軽減と安全保障。どのようにバランスをとるのか。
政府の辺野古で進めるパワープレイだけでも、沖縄の基地反対派が言う「辺野古新基地反対・普天間即時撤去・オスプレイ配備撤回」だけでも、解決の道は遠いように感じます(デニー知事は対話重視というけど、オール沖縄は「辺野古中止・普天間即時撤去」の結論以外は認めないように見えます)。
ですが、2004年と違うのは、国民・市民レベルでの沖縄への風当たりの強さ。憎悪やヘイトスピーチともとられる言動がみられます。一方で、基地反対派やそれに同調する人々にも過激な物言いがみられます。

普天間基地を辺野古に移すのを容認している立場ですが、現状は憂慮ばかり。


しばらくサイト触れる環境になかったのね。
国政選挙の直後なのに更新がなかった理由。
その間、選挙と関係ないネタにまで「また北海道から」沖縄排斥の狼藉コメントが来てた件。

それはさておき、参院選。全国視点の前に沖縄を
沖縄選挙区はこう出ました。
(選管最終:投票率49%)
高良鉄美 298,831
安里繁信 234,928
玉利朝輝 12,382
磯山秀夫 11,622

またオール沖縄ですね。4月の衆院3区補選に続いて、一般層への知名度がいまひとつな人でも勝ったのですが…。

まず、安里陣営の自公側。
安里さんは好き嫌いが分かれる人というのが響いたような。新しい時代に向けた提起や意気込みはよいものの、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)会長時代にあった経済界との軋轢や、かつて経営していた企業での“ブラック労働”事案など、ネガティブ要素がありました。
辺野古に関して政策発表で「容認とは口が裂けても言えない」と言った件が自民支持者にネガティブに働いたという見方がありますが、それだけではないよね。
「オール沖縄は嫌だけど、安里も嫌」という県民の存在、投票率の低さにも現れてるように感じるのは気のせいでしょうか。
(安里陣営の敗因に関して、沖縄タイムスの記事に自民沖縄県連が抗議したが、ここでは言及は回避します)
今回の参院選での安里さん擁立は、知事選とのバーターのようにも見えなくはないけど、もし3区補選を元々地盤の比嘉奈津美、参院選選挙区を島尻安伊子にしていれば、また違った展開になったかもとは思います。
とはいえ、翁長前知事の死去による“弔い知事選”の余波で、知名度がそれ程でなくても勝てるモードになったオール沖縄に対抗するには、候補者の人選や議員・首長個人の資質・知名度向上を図っていかないと、この先10年、少なく見積っても5年は、国政選挙や知事選で自公はオール沖縄に勝てない可能性があると心得て臨んだ方がいいかも。

一方、高良陣営のオール沖縄側。
現役を下ろす半ば強引な擁立に伴う不協和音や、従来“オール沖縄”が掲げていない日米安保条約の破棄に言及するという危険因子がありました。ですが、この結果で勝てば官軍モードになってるようにも見られます。
しかし、そう甘くはないですよ。辺野古の方は工事が進んでますから。「辺野古反対・普天間は即時閉鎖」と長年訴えても変わらない状況をどう打開するか、知事も含めてビジョンは示せていません。そのような中で、高良さんはオール沖縄
というよりは、かつての「護憲反安保」寄りな人。令和の新時代に昭和の遺物なイデオロギーで臨むようなもの。とても現状打開ができそうに見えませんね。

やはり、オール沖縄はオール沖縄ではなくなってることを示してるような。


さてさて、参院選が公示されました。
ここで沖縄関係の候補者を確認しておきましょう。

◆沖縄選挙区(定数1、届出順)
安里(あさと)繁信(しげのぶ)(49歳)
公認=自民、推薦=公明・維新 シンバHD前会長、日本青年会議所元会長
高良(たから)鉄美(てつみ)(65歳)
公認・推薦はないがオール沖縄が実質支援 琉球大学名誉教授、オール沖縄会議共同代表
磯山(いそやま)秀夫(ひでお)(72歳)
公認=NHKから国民を守る党 福祉施設の非常勤職員
玉利(たまり)朝輝(ともてる)(60歳)
辺野古商工会理事

「自民・公明・維新vsオール沖縄」の構図に2人も割って入って来ましたが、メインの構図はさほど変わらないでしょう。
5日に出た序盤情勢のニュースでは、毎日新聞&JNN、沖縄タイムス&朝日新聞、琉球新報&共同通信いずれも軒並み「高良先行」と出てます。知名度の低さが高良陣営の懸念材料とされてましたが、「オール沖縄」の看板がついていれば候補者が誰であっても支持がついてくる状態になっているのでしょうか(実際、4月の衆院沖縄3区補選では、元タイムス記者とはいえ知名度がいまいちな人がオール沖縄で出て当選した)。
知名度以外の部分で高良陣営の懸念材料といえば、政策。
政策発表会見で「日米安保条約は破棄」と口走ったんですよね。その後訂正はされたものの、オール沖縄系保守派を敵に回しかねない発言です(デニー知事も日米安保は容認)。
これに対して安里陣営。知名度はありますが、好き嫌いが分かれる人なんですよね。だから自民支持や普天間飛行場の辺野古移設を容認している人でも二の足を踏んでる人がいてもおかしくなさそう。

泡沫扱いの2人ですが、アンチNHKの人は大勢への影響はそうでもないとして、玉利さんが「辺野古移設を容認してる辺野古の人」という点は、どれだけの影響が出るか未知数です。安里さんに行きそうな票をどれ程喰うのかとか、高良さんが当選したとしても「辺野古で容認してるじゃないか」とオール沖縄側を批判できる材料になる点とか。

比例での沖縄関係はどうか。今回改選だった儀間光男さん(維新)は引退して、顔ぶれはこの通り。
比嘉(ひが)奈津美(なつみ)(60歳)=自民
元衆院議員
島袋(しまぶく)恵祐(けいすけ)(32歳)=共産
党沖縄県委中部地区委員会副委員長
仲村(なかむら)未央(みお)(47歳)=社民
前県議、元沖縄市議、元琉球新報記者

比例はどこに入れるか見通しは立ってますが、選挙区は誰に入れればいいのか迷うところ。


空から降ってきた、薄っぺらい黒い物体。

6月4日、浦添市の浦西中学校に落ちたものは、米軍のCH-53E輸送ヘリのローターについているテープでした。

今回はひらひらの物体のようで実害もほとんどないけど、不具合の芽は小さいうちに摘んでおかないと、深刻な事態をもたらす可能性があるわけです。
実際、近年でも窓枠が小学校に落ちてます。敏感になってる面はあります。
米軍は整備をしっかりしてもらわないと、ですね。

落ちたら困るのは、基地容認の人も同じ。自分も普天間の離着陸コース下で生活してるから。 

とはいえ、安直な「米軍出ていけ論」には乗らない。


全国的に統一地方選挙の時期ですが、沖縄は歴史的背景や諸々の事情で、統一地方選の時期に地方選挙がありません。

ただし…
2019年(投開票日は令和に変わる前なので平成31年)は、選挙があります。
衆院沖縄3区の補欠選挙。選挙区当選してた議員が知事選に出馬(現職)のため辞職したためです。

9日告示。候補者は届出順でこちら

屋良朝博(やら・ともひろ)
フリージャーナリスト、無所属(オール沖縄勢力が支持)
島尻安伊子(しまじり・あいこ)
前参院議員、自民・公明・維新推薦

ほかにインディー(泡沫)候補が出馬しようとする動きがありましたが、辞退したので一騎討ちの構図となりました。
“オール沖縄”の台頭以降、自公側は普天間基地と辺野古に関して明確な姿勢を示していませんでした。しかし、自公推薦の島尻陣営は明確にしました。どうなるのか。
一方、屋良さんは沖縄タイムスの記者時代から基地関係を得意分野にしてますが、知名度がどうなのかという面もあります。世間への露出が意外と少ない。
元沖縄マスコミ人で基地関係が得意となれば、それなりに出る機会もありそうだけどね。元琉球新報の大学教授と対称的。
なので、オール沖縄陣営は「デニーの後継者」という触れ込みをやる可能性は大いにあります。2018年の知事選で「翁長の後継者はデニー」とやったように。


[衆院沖縄3区補選と、最近の沖縄での国政選挙に絡む「出来事」]の続きを読む
1週間経過してようやく、この話。

オール沖縄会議が3月16日に開催した、普天間飛行場の名護・辺野古への移設に反対する大規模な抗議集会。
いわゆる“県民大会”と称する大規模なもの。

でも、2015年以降は毎年やってるね。
平成期間でみると
1995年:米兵暴行事件糾弾
2007年:歴史教科書の沖縄戦「集団自決」
2010年:辺野古新基地反対
2012年:オスプレイ配備反対
2015年:辺野古新基地反対
2016年:米軍属の殺人事件糾弾・海兵隊撤退
2017年:辺野古新基地反対
2018年:辺野古新基地反対・翁長知事追悼
2019年:辺野古新基地反対(NEW!)
9回中5回がこの5年。以前は各方面がその時限りの実行委員会を置いて運営していたようですが、今は「オール沖縄会議」が常設され、資金面でも常設のカンパ組織「辺野古基金」があるので、やりやすいのかも。
とはいえ、これだけやられると

価値の下落(デフレ)

ですね。今回はオール沖縄や基地反対派にとって県民投票で“勝利”したのと、その結果でも埋め立て土砂の投入を続ける政府を糾弾するための勢いづけな面もあるのでしょうけど、こうも毎年続くとね。飽きる。

以前は県民大会となれば民放テレビ全局が生中継してたのが、次第にやらなくなり、今回もなし。キー局の全国ネット縛りがない時間帯にも関わらず。
新聞のネット中継もなし。
まあ、個人での発信手段が普及した今なら、反対派の中のアクティブな人がツイキャスとかで配信するから、リアタイで見るならそれでええけどね。

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